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18話

今日一つ目の投稿です!

*家庭教師の溝口視点です*


<溝口 愛紋視点>

僕は生まれた時から体が弱かった。

そして、僕は生まれた時に鷹司組の前に捨てられていたらしい。

そんな僕を拾って育ててくれたのはこの鷹司組。

体が弱く入院などもしたがその費用も全て出してくれた。

学校に行く時などのために組の構成員の溝口さんの養子にもしてもらえた。

何かで恩返しをしたいが体が弱く激しい運動などはできなかったので勉強を物凄く頑張った。

そして組に戻り事務や経営などを手伝っていたが、ある日、組長のお孫さん、若の家庭教師を任された。

そのような大役を任されたのが物凄く嬉しかった。


そして、今日の朝組を出るとき組長までがきてくれた。

頭を下げて今回の大役を任して貰えたお礼を言おうとしたところ、組長が僕を止めた。

「今回の人選は儂がやったわけじゃない。律の事に関しては全て海と啓に任せている。そして今日からお前が仕えるのは律じゃ。律以外にそんな態度をとるな。律は見たところ頭もキレている。子供相手というような話し方はするでないぞ。」

そうか...。そうだよな、これから他の人に仕えに行くのに・・若に失礼だ。

というか組長は身内にもそうじゃなくても客観的に物事を見る。

その組長がここまで言うのだから、どんな逸材なんだろうと思いワクワクしながらきた。


家に着く。というかここは別邸らしい。それに何故か使用人達を除いて一人で暮らしているらしい。

あんまり詳しくは知らないが若はどんな人だろう。


そこからは驚いただった。

まだ6歳の子供なのにあの言葉使い、そして練習している所を見させてもらったが、素晴らしいに尽きるピアノの腕。

そしてお昼の時間になった。

ここで昼食を含めて1時間は休憩するらしいのでこの時間に若の部屋でやるらしい。

ちなみにこの時間は二人きりだそうだ。


まず文字は書けるのだろうかと思い、

「若、文字は書けるのでしょうか?」

と訊く。すると若は、

「書けます。」

と返してきた。一応確認のためも踏まえて書いてもらう。

鉛筆を持つのに多少苦労していたがその後はスラスラと平仮名を書いてきた。

6歳とは思えないほど綺麗な字だ。

そんな感じでカタカナもやってもらった。

だがそれもできていた。

その後は数字をかいてもらう。そして最後にアルファベットも。

ちなみに英語は発音も含めて僕は外国人なみなので英語も任してもらえることになった。

少々驚きつつも1時間経ったので終わった。


サッカーをやっている様子も見たが、凄いとしか思えなかった。


そんな驚きしかない一日だった。


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