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第三歩

3話目を閲覧していただきありがとうございます。

ここからはカッコよくいうと過去編に突入します。

どうか暖かい目でご覧下さい。

ノートをめくると2ページ目には

「MとFの物語」と書かれていた。

直感的にこのMと言うのは僕の事なのか?そしてFはきっと、あの笑顔の女性の事だと何故だかそう思えた。

そしてこれは日記では無く、1冊の小説のような物だと理解し。不安を抑えながら次のページに進もうとした時に目の前が眩しくなり、僕自身が光に包まれた。


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

「Mと出会えて私は嬉しかった。ありきたりな言 葉かもしれないけど。愛してる。って言いたい。 私の事を貴方の中で消さないで欲しい。

また会えるって信じてる。。バイバイ。」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


ある田舎町にある施設でMとFは育てられた。Mは産まれながら親に捨てられ、施設の前に置いていかれていた。Fもまた親による虐待によりこの施設に預けられる事になった。

「こら!M君!またFちゃんの事、泣かせたでしょ!少しは仲良くしなさい!」

ここの施設は教会も兼ねており、子供の面倒はシスターと呼ばれるまだ20代くらいの若い女性がみていた。

「だってFが僕が声をかけても無視するんだもの!」

「来月から小学生になるんだから、今からそんなんじゃ友達出来ないわよ。田舎の学校だから人数もそんなに多くないし同じクラスかもしれないんだから仲良くしなさい。」

Fは小さい頃からの虐待のせいで、人にすぐこころを開くような子ではなかった。

「ごめんなさいは?」

「Fちゃん。ごめんなさい。」

「よく、言えました。えらい!さぁFちゃんも許してあげて。黙ってちゃなにも伝わらないよ?」

「うん。私もごめんなさい。」

Fは優しいシスターには懐いており、シスターを通した会話ならスムーズに進んだ。

MはFがシスターを独り占めしているように見えて気に食わなかった。

読了していただきありがとうございます。

また更新できるよう、頑張りたいと思います。


『全ての本が好きな人に幸せな日々を』

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