第ニ歩
このページを訪れていただきありがとうございます。二話目になり展開を考える難しさについて感じるようになってきました。やはり本物の小説家さんは誰もが凄い人だと実感できます。
温かい目でご覧ください。
自分が一体何者なのか、唯一思い出せる女性は誰なのか、その答えを自問自答していると突然目の前が真っ暗になった。そして意識を保つ事が困難になり気を失う。
次に目を覚ますと、木製の古びたベッドの上だった。そのベッドから上半身を起こし、辺りを見回すと扉が一つだけある木でできた小さな部屋だった。
部屋の中央に丸いテーブルが一つあり、その上にはノートが1冊置かれていた。
ノートを確認する前に扉を開けようとしたが鍵か外から掛かっているのか開かない。仕方がなくノートに手を伸ばし、開いてみる。するとそれは一つの日記のようだった。誰の日記なのかは検討もつかない。
1番最初のページには、
「拝見、あなたへ」
とだけ書かれている。
僕は何故かページをめくるのに不安を覚え、怖くなっていた。しかし、この日記に自分の事を知る術があるかもしれないと期待をし、右手に力を入れてページをめくる。
読了いただきありがとうございます。
また更新できるよう精進して行きます。
「全ての本が好きな人に幸せな日々を。」