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雨上がりのメモリー(ぽ・え・む☆)

ざんざんざんざん ざざんざん 雨音が屋根うちつけ

ざんざんざんざん ざざんざん 大地は雨色に染まる

ざんざんざんざん ざざんざん 水たまりを跳ねる長靴


ざんざんざんざん ざざんざん 

二人で数えた 晴れた空 かかる虹の色彩の数


山は 街は 海は 森は 何も変わっちゃ いないけれど

流れる人の すぎゆく時の みずみずしい日々 記憶のパノラマが


乾いて 心にはりつく 幾重にも 重なり 厚くなる

それが 私の証 生きてきた証


ざんざんざんざん ざざんざん 雨音が呼び覚ます 記憶が

ざんざんざんざん ざざんざん 大地を揺らす 声となり

ざんざんざんざん ざざんざん 水たまりに冠つくって


ざんざんざんざん ざざんざん

今は一人 晴れた空 息を吸い込む 雨上がりの匂い


私は 君は 此処は 彼方は 遠く離れて いるけれど

空の果て 手を伸ばせば 届きそうな 飛行機雲が


前へ進めと 歩ませる 涙を拭えと 笑えと 消え行く 雲

それが 今の私 生きている私 


虹を見つける 色彩を数える  


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