ササメside
この2人、こんなんでもないと、ひっつきそうにないなって、人魚回入れたけど…。
ジョエル「まあ、確かにねえ。」
R指定いるかな…。一応、濡れ場はないのでセーフと思いたいです☆
ジョエル「まあ、合体の場面の描写がないし、いいんじゃないかね。」
合体とか…。流石おばちゃん!
ジョエル「…ん?何か言ったかねえ?」
いえ!何も!ちょっ、頭グリグリ、両方から痛いです…。ピギャャャャャャァァァァア゛!!!
クルス「…馬鹿め。禁句を言うから…。」
復活✩解説は不死身なのだ。
クルス「…いや、もう、突っ込まねえぞ!」
そう言いつつも突っ込むクルスさん。
クルス「うぜえ!もういっぺん、死んどく?」
えっ!いやいや、そんな笑顔で、指鳴らしながら、どうしたの?…いや、…あの、…冗談よしこさんですよ~、あ、アハ、あは、は、
わ、ワタクシ、全力で逃げさせていただきまぁぁぁぁぁぁすぅう!!ドピュュュュュン!!!!
目が覚めると、いつものテント。外はもう少しで明るくなる頃だろうか。起きようとするけど、身体が怠かった。力を入れて起き上がると、横にユウリが、あちこち怪我をしていた状態で寝ている。どうして?ユウリに手を伸ばし治療をする。
ササメ「…っあ。…」
一気に、記憶が蘇ってくる。身体が震え、涙が一気に溢れてきた。私、ユウリをおいて、もう少しで死ぬとこだった。しかも、あんな奴に…。身体を触られた事を思い出し身体が気持ち悪く感じた。魔力が乱れて、途中で治療をやめる。と言っても、もう、ほとんど治っていたけど。
しばらく、声を押し殺して泣いていた。
魔力補充とついでに身体も洗ってこよう。それで、この嫌な感触が消えるわけではないけれど、何もしないより、マシだ。
そう思って、立ち上がろうとしたとき、ユウリに手首を捕まれ、引き倒される。
頭に手を添えて、頭を打たないように気をつけてくれていた。ユウリは毛袋から出ていて、私の上にいる。
ユウリ「何処にいくの?」
ユウリはかなり無表情で、でも、すごく怒りのこもった声でそう言うと、掴んだ手首に力が入った。
私は、あまりの痛さに、顔をしかめつつ、
ササメ「ユウリ、手が痛い。…少し、食事に行くだけ。」
ユウリ「…そう、ごめん。今の俺は、少し加減が出来そうにない…なぁ、ササメ?俺はさ、別にササメの行動を規制したくはない。だけど、今回のことは、少しばかり、腹に据えかねている。」
それは、当然のことだと思った。ユウリに黙って死にかけたのだから。それでも、怒っていても、手首に入っている力が、少し弱まり、気を使ってくれているのがわかった。
ユウリの目が、私を射抜いている。
ササメ「…ごめんなさい……。」
私は、ユウリから目を逸らすけど、ユウリはそれを許さなかった。顎を掴んで、正面に引き戻し、強引にキスをする。いつものように、不器用に魔力の塊を流し込んでくる。体調が万全じゃないのをわかっているから、少し短めの間だったけど。
ユウリ「食事なら、しばらく、俺のを喰えばいい。体調が戻るまでは、外に出す気はない。」
ササメ「…気持ち悪くて。…少し、洗いたいの…」
ユウリ「どこ?何処を触られた?」
そう、ユウリは耳元で囁くと、首筋を少し舐め、湿らせてから吸いつく。
ササメ「や、辞めて!!ユウリが汚れる!」
顔が熱くなっていくのがわかる。でも、あんな奴に触られた跡を、ユウリがなぞるのは、ユウリが汚れそうで嫌だった。
ユウリ「大丈夫。昨日ちゃんと洗ったから。でも、アイツの感触が抜けないんだったら、俺が上書きしてやる。」
抵抗する力を抑え込んで、ユウリはそう言って服に手を伸ばした。その声を聴いて、私は力を抜いた。
で!最後までいったの?どうなの?
ユウリ「それ、聴くの野暮ですよ?」
まぁ、そのやりきったかんの満足顔見たら想像つくけど。
ユウリ「色々、戸惑うササメちゃんが可愛かった~。俺の名前を呼ぶササメ…。」
はぃはぃ。ストップ!ストップ!ノロケは結構ですよーだ!
ユウリ「あ、耳塞いで、逃げてった……。じゃあ、なんで、訊いたんだよ…。」