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雪女と少年  作者: 干からびた芋
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ユウリside

妹がお腹を空かせて待ってるから戻ることにして、「ササメちゃんって魔法が使えるんだね。」凍って死んでいるツノラビットを袋に入れて確認すると「うん。そうだよ。風と氷が使えるよ。」って、すぐに返事が返ってくる。「僕はまだ弱いから、ササメちゃんがついて来てくれるなら助かる。…でも、いいの?」ササメちゃんは、おそらくお家の方向が違うのではないかと思った。村では会ったことがなかったし、お金持ちの子なら冒険者なんてしないだろう。「いいの、いいの。面白そうだから。」元気良くササメちゃんはそう言うと歩き出す。「あっ、待って、そっちじゃない!」別の方向に行きかけたササメちゃんの手を握って止める。「あ、じゃあ、こっち?」と指さし首をかしげて訊いてくる。「うん。」なまじ綺麗なものだから、恥ずかしくなって返事をすると、すぐに手を離して下を向いた。

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