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雪女と少年  作者: 干からびた芋
162/163

ユウリside

作者「文章読み返すとつくづく文章力ないよなぁ。

ハズいよぉ!!」

ユウリ「え、いまさらだろ?ソレ」

ササメ「むしろ、文章力ない上に期間空いてる方が問題のような…」

エタッてたよな…

クルス「まあ、俺様にゃ関係ないけどな。どうせこのあとは出てこないだろうしな」

腹黒王様「僕はこれからだったんだよ。しっかり出してからエタッてよね。」

あっ作者が逃げた〜!!


怒りが、抑えられなくてササメに乱暴に魔力をそそぐ。

ササメは抵抗もせずに、魔力を受け入れ身体に馴染ませていく。

ササメが身に馴染ませていく俺の魔力を見て、怒りが薄れ愛しさと、充足感を感じると共に、無理をさせてしまった事を情けなく思った。俺が弱いのがいけないのに…。俺が強けりゃ、ササメを危険に晒すことも、ササメを不安にさせることも無かっただろう。

ササメにこんな無茶も、させずにすんだ。傷んでいる魔力回路を魔力の流れで感じる。こうやって触れ合って、魔力を満たさなきゃ、ササメの状態さえ把握できないのだから…。

「ごめん。…はぁ…俺は…。」

俺…本当に何やってんだ…。俺がササメの状態を把握して、ササメの自由を奪って満足感を得るために、ササメに負担をかけてどうする。

ササメから、生きてける時間も、自由も家族をも奪って、それでもまだ足りないか?違うだろ…。

せめて、不安にさせないように、これ以上負担をかけないようにしないといけねぇだろ。

ササメの涙を拭って笑う。

「ブレスレット、早く外しに行こう。」

こんな物、ササメに何時までも着けさせておけるかってんだ。

洗って固く絞っておいた服に軽く熱風を通して着込むとササメを持ち上げる。ササメを見ると、恥ずかしそうに肩に額を当てて顔を隠している。耳まで赤くなって。軽く耳を噛んでやろうか?きっと、ひゃあっ!ってびっくりして涙目で睨みつけてくることだろう。

肩を支えてる手でローブの帽子を引っ張って耳を隠す。見ていると、本当に耳を噛んでしまいそうだ。

そうして慌てたササメを他の奴に見せる必要ないだろ。外に立ってる奴に、さっとギルドカードを見せて中に入ると、一直線に宿に向う。ササメをベッドに降ろすとサッサと部屋を出よう。でないと、ササメに手を出してまた、無理をさせてしまいそうだ。

理性が飛ばないうちに離れよう。そう、考えているのに、オデコにキスするだけでそれ以上は我慢してるのに、

ササメ「ユウリだけなんだよ。私が心から守ってもらえて嬉しいの。だけど、私のせいで危険な目に会うのは嫌だし…生きてて欲しいの…。こんなに悲しくなるのも、ユウリだからだよ。ユウリが居ないとダメなの…私のほうだから…。」

なんて言うから、襲いたくなる衝動を抑えるのが大変だった。

なんとか平静を装って返事をして、部屋を出ると、思いつく結界を何重にもかけて、部屋の前に座り込み、

「反則だろ、あれは…。」

上目遣いに、あんなセリフ言われたら…俺、よく我慢したよ!!

気持ちを落ち着けてから下に降りると、師匠にこ小声で怒られた。

「馬鹿が!!ユウリ、いいか?あんな結界何重にもかけたら、あそこに何かありますって喧伝するようなもんだろが!!何してんだ!ったく、あー、もう、ついでだ。此処で見とくから、さっさと行ってこい。」

まぁ、冷静に考えれば、そうだ。何してんだろな…俺…。






ユウリ「えっと、話進んでないし、場面かぶってんじゃん!!」 

エー、作者がリハビリとか申しております。

ディアス「ほう、リハビリ?そんな軟弱じゃあ冒険者にはなれんな。」

あ~、なんか方向性が違うような…

とりあえず、ごめんなさぁああい。と走って逃げていきましたよ。

ディアス「ところで、ユウリ?俺はお前に色々教えてたよなぁ?なぁんでそれがあまり出来てないんだろうなぁ?鍛え方が足りんかったか?ん?」

ディアスさん、ここんとこストレスためてたもんねぇ…

ユウリ「お、俺だってテンパるときはあるんだよ…すいませんでしたぁああ!!」

うん、反抗せずにすぐ謝ればいいのに…目を逸らしながら言い訳して雰囲気やばくなってから謝るとか…ガシッ!って掴まれて…行ってらっしゃーい!!


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