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雪女と少年  作者: 干からびた芋
132/163

ササメside

みじかっ!!

箸休めみたいな感じの回ですか?

はい、そうです。

って自問自答…むなしー…。

えっ?誰か呼べばいいじゃんって?

だって、メキルさん呼んでも単語ぶつぶつ切ってきそうだし…。

メキル「そう。…。」

ほら、これだよ…。

ふわふわと水の中を漂ってるみたい。程よく冷えていて気持ちがいい。

うっすら目を開けると、コポコポッと気泡が上がっていく。不思議。苦しくないのに。全身が怠くて動けない。鈍痛が意識がはっきりしだすと共に、認識させられる。

口を動かすが声が出ていない。誰もいない。魔力の膜の中に居るみたいで、感知も使えないようだ。

身体を動かそうとした途端、誰かの思念の声。

「ダメ!大人しくしてなきゃ…」

それと同時に、胸の奥から身体全体に衝撃が突き抜ける。コポッと大きな気泡が上がっていくのを目の端で捉えながら意識が遠のいていった。

ササメ「ええっと、メキルさんのお腹の中?」

うん。そ〜だね。

ササメ「メキルお母さん!!」

って、違うから!!

ササメ「わかってるよぉ。冗談だもん。ブゥ!」

ブゥ!ってブーイングかい!!

メキル「必要なものは、届けてる。排泄物は分解できるし…安心快適?」

えっと、排泄物、あるんだ?あれ?魔物って?

ササメ「?体液とか?」

だよね!!ないよね!!ササメちゃんが首をかしげて聞くぐらいだから!!焦った。

メキル「…冗談。下ネタ…。」

……。メキルさん、この微妙な空気、どーすんのさ。女の人が下ネタとかさぁ…。

メキル「…ごめんチャイ?男ならオーケー?」

かわいいけども!騙されんぞー!!こんちくしょう!!いや、そういう問題でもないよね!!

そもそも、男ならユウリが添い寝はゆるさんわい!!

メキル「…?百合なら、オーケー?触手プレイ?」

わー!!わー!!わー!!もぅ!この子何言っちゃってるの?!!もう、説教部屋いきだよ!

メキル「…わーい?」

…もぅ、いや………疲れたよ……。

メキル「…犬いる?」

パトラッシ○!!違うから!!(泣)

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