マックside
マルクスで愛称マックってビミョ~じゃない?
ユウリ「ええっ、そこ!ツッコミそこ?どうでも良くない?」
ササメ「それより、マックって?」
ああ、今回のオーク騒動に巻き込まれた冒
険者でユウリ以外のSランカーらしいよ。
ササメ「へー。情報掴まずに来るなんて、ユウリみたいにぬけてるのかな?」
ユウリ「え?」
いや、この街に滞在中だったみたい。しかも色街の常連さん?
ユウリ「さ、ササメさんや、ちょっと…。」
ユウリ、諦めなって。ぬけてるのは事実だし。イメージは変えれんぞ。(笑)
ユウリ「そ、そんな…。」ガックリ
まぁ、ササメも抜けとるがな。ハッ。
ササメ「!事実だけども、事実だけど…解説に鼻で笑われた………。」ショボボーン
ったく、あのオジサンムカつく。なんだっけ、確かディ?ディノス?いや、違うな。(正解、ディアスさんですよ~。)名前なんてどうでもいい。
なんでも、オークが近くに来るかもしれんから、あんまり遠くまで、魔物を狩りに行くなとかさ。
そもそも、この街にだって、仕方なく留まってんのにさ。何もしなくていいから、街に居てくれだって?その間の稼ぎはあんたが持ってくれんの?
一般人と同じ額くらいなら出せる?馬鹿いうんじゃねぇよ!そんな額、エレンちゃん達と、一杯飲んだら終わりじゃねぇの。
緊急事態なんだから、そこはなんとか?金髪ボサボサ頭のダルそうなおっさんも、何言ってくれてんの?
大体、その魔石買う金あんなら、俺に回してくれりゃあ、留まってやってもいいっつったろよ。
緊急事態なんだから、それぐらい用意しとけよ。
魔物の素材をギルドに持っていき、しっかり金を貰う。さぁて、狭い宿だけど、エルフのエレンちゃん達とフフフッ。今日こそは飲み潰れずに勝って筆おろししてもらうもんねぇ~。
よし!脱!童貞!!
えー、確かに、ディアスさん達からすると、扱いづらい人物っぽいね。
ユウリ「男からのお願いとか聞いてくれなさそう?」
マック「なんで野郎の言うこときかなきゃなんねーんだ。けっ!ったりめーだろ。」
うわー。男友達居なさそう…。
マック「ヤローより女に好かれてえに決まってるじゃん。」
へー、友達いないんだ。さびしい奴。
ユウリ「ううっ」
え?なんでユウリが被爆してんの?
ユウリ「ど、どうせ、俺はさみしいやつさ……。」
マック「ああ?そんなのどうでもいいだろ。楽しく過ごしてるしな。女と戯れてんだ。さみしくする時間がどこにある。人は人。俺は俺。」
ユウリ「あ、ある意味、すごい。これが、唯我独尊のマック…。なるほど…。」
いや、そこ?感心するとこ………?!