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雪女と少年  作者: 干からびた芋
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ササメ、使い魔になる

一応、出会い編終了です。ここから第二部的な感じでしょうか…。

ユウリside


いつも通り、薬草採取の時だった。

山の深いところまで行かないと採れない薬草があったので、ササメちゃんと手分けして、山の中腹まで来ていた。

山菜もついでに集めながら、薬草の数が規定の数に届きそうなので、そろそろササメちゃんに声を掛けようかな、と思ったとき、足元で何か違和感があった。足を持ち上げようと思ったけど、持ち上がらないので何かなって思って覗き込んだら、蜘蛛の糸だった。ヤバイ、そう思った時には遅かった。横から黒い物体が飛び込んできて、脇腹に凄い痛みが奔ると同時にナイフを突き刺した。

「ユウリ~、そろそろじゃない?」ササメちゃんの声が聴こえるけど、もう、体の自由がきかなくて、黒い物体の横に倒れ込んだ。「ユウリ~、…あれ?どうしたんだろう…?」ササメちゃんの声に応えようとしても、掠れた息がでていくだけで、視界も上から黒い幕が降りたみたいで、時々光が奔り、痛みだけしか感じなくなっていく。

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