表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
雪女と少年  作者: 干からびた芋
10/163

ユウリside

ササメちゃんと歩きながら話していると、魔法が使えるか尋ねてきた。ギルド登録の時に資質測定も受けたので、生命力を少しだけ魔力に変換できる事はわかったんだけどそれだけ、何か魔法をつかえるわけではなかった。ってか、魔力の感じ方もわからないし。でも、正直に「まったく、ダメです」って言いたくない。ササメちゃんには、もう、みっともない姿を見られてるけど。だからといって、嘘もつきたくなかったので、笑いながら言葉を濁す。魔法を使える素地はあるのだと。すると、ササメちゃんが僕に魔法を教えてくれるって言うから、思わず振り向いて返事をした。だって、願ってもないことだった。魔力が少しでもあるなら、魔法は使えるようになっておきたかったのだ。冒険者は危険と常に隣合わせだから。でも、自分では訓練のしようもなかったから、まさに渡りに船だった。なので「明日も、あの辺りで薬草採取の予定なんだ。だから魔法を教えて!!」って勢いよく頼み込んだ。



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ