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虫けら

作者: 太陽くる美

あなたは、虫とかは好きですか?


私は普通に好きです。

そんな私に起こった出会いと別れの物語です。

私の手の上で虫が死んだ。


ことの始まりは10分ほど前。コンパスのケースに入っていた黒い虫。


最初蚊かと思い潰そうと思ったが、そうでもないようなので

出すことにした。


しかしその虫は私の手のひらで立往生。


息を吹きかけたり手を動かすと反応してくれて可愛いやつだった。


よく見ると私の手汗を吸っていた・・・。

最近は乾燥していたし、水不足なんだろう。


そのとたん、母性本能か?が出現した。


台所の水を片手で出し、自分の手に一滴ポトリ。

虫はそれに近より、飲み干した。


とても暖かい気持ちになった私は自分の部屋に帰り観察しようと思った・・・






が。




ろうかを通っている時になにがあったんだろうか。

その虫はバタリ倒れていた。





息を吹きかける。

反応がない。

手を動かす。

反応がない。



そんなバカな。

虫けらは、死んでしまった。




自分の目の前で生き物が死ぬなんて。

それも手の上で。



虫けらなくせに私を泣かせるなよ・・・。

いかがでしたか?

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― 新着の感想 ―
[一言] 何の虫か気になる。 題名だけを読むと、黒光りのヤツとの格闘だと思いましたが、違うようなので。 そんな感想になりました。(呆気なくて、ごめんなさい) それと、携帯(PC)小説文法の基礎…
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