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バリバリの戦闘補助系だった

元々、今日はスキルや魔物討伐の諸々の検証のつもりで来たので、最低ひと晩は野営するつもりだった。

トール記憶でもそのあたりは問題なさそうだったしな。。。


冒険者ギルドが設置した野営地が【西の渓谷】から少し戻った高台にある。

魔除けの封印がしてあるとかで、対魔物には安全地帯ということになっているらしい。

トールさん、もう夢中でそこまで戻ってきたよ。

カッコとかもー、どーでもええ。



時間的は、まだ昼過ぎ。

その日の探索を切り上げて野営地に戻るには、かなり早い時間帯だよな。

簡易的な柵と小さめの(やぐら)のような東屋が設置されている野営地にはまだ、だーれもおらん。

モンでハンの拠点には、ネコがおったけどなあ。


今は誰もおらんけど、櫓の隅には今朝通過した時にはなかった荷物がデポされてるから夕方までには誰か戻ってくるのかね。荷物の量的に3、4人分てとこか。

ちょっと、気が楽になる。


てか、【気化】は何気に役に立ったな。

ハズれスキルとか言って、反省。

アレなかったら死んでたわ。

この世界、セーブポイントにリスポーンとか当然ないからね。



☆【気化】

☆等級 SSS+++

☆LV 3«new»

☆液体・固体・植物を気体に変える事が可能

さすがに危険な目にあうとレベルアップも早いねっ  この調子で頑張りなよ笑



、、、レベルあがってた。

てか、見てたんかいッ!

アイツに見られてたんなら、もちょっと頑張って逃げ戻ってなんかこなかったわ!!

臆病者みたいやんけっ。


まあ、臆病者なんだけどさ。。



LV進化して、植物も気化出来るようになったのか。

なんかちょっと現代科学から外れてファンタジー路線に入ってきたな。

いや、元からか。


試しに足元の雑草にかけてみると、視界に入っていた全部が一気に消滅して薄いミドリの靄になった。

あかん、これ慣れるまで見境なしや。


戻しとこ。。。


LV3で植物てことは、いずれは何でも気化できちゃうようになるとか?

ヤバいスキルやん。。。

まあ、先のことだから今はまだ考えるのやめよ。


スキル【気化】の何より使い勝手のいい点は、その発動の早さだな。

某格ロボアニメの 【せきぃぃッはっッッラブラブ天◯拳ンンンっッ!】なんか、発動するまでに4、5回くらい死ねそう。


なんせたった2文字だから、ほぼ意識すると同時に発動するもんな。

最初はかなりタイムラグあったけど、今はほぼノーラグ。

ほのぼの系のスキルかと思いきや、マジでバリバリの戦闘補助系だったわ。



あー。

落ち着いてきたら、色々と冷静になってきた。

魔物は殺せば魔石と稀にドロップアイテムを残して消えるらしい。

さっきもそうだったな。

【気化】と同じように、煙になって消えた。

ほとんどゲームの感覚や。


まあ、ゲーム感覚ならそんなに忌避感もない。

こっちもめっちゃ血でたから命懸けだけど。


ポーション万歳。



トールさん初ゲット魔石、回収してこなかったなー。

取りに戻るか? いやでもすげー小さかったからな。めんどくさいから諦めよ。

また明日でもぶった斬ってやんよ。



【無限収納】から大きな背嚢を取り出す。

イメージすると、手元に突然現れる小汚い背嚢。

トール氏の野営道具一式だ。

スキル【無限収納】も、いわゆるぶっ壊れスキルっぽい。

イメージさえすれば何でも入るし、入れたものは何でも出せる。

入れたまんま存在を忘れたりしたら、出せんくなるんかな?

まあ、忘れるってことはいらん物だよな。


とりあえず今は、例の怪しい呪物短剣とトール氏の使ってない装備、使ってそうな装備、水、燃料、保存の効く食料くらいしか入ってない。

時間経過は、、どうなんだろ?

沸かしたお湯とかしまったら検証できるか。


例えばこの背嚢とかは、いちいち中身を全部イメージしなくても、しまったときに全部まとめてあればその背嚢をイメージすれば中身ごと取り出せる。


背嚢の中の水筒、とか単品もOK。

使い勝手抜群。

【無限収納】という言葉すら中堅冒険者のトール氏が聞いたこともないスキルってことは、この世界ではそうそう無いチートスキルなのだろう。


ちなみに、マジックバッグは存在するみたい。

ほとんど商人か上位冒険者くらいしか持ってないらしいけどな。

そのうち機会をみて手に入れた風を装えば、適当な袋で【無限収納】は偽装できそうだな。


で、この背嚢。

アウトドアは好きで、若い頃は山とかも登ってたトールさん。

わくわくして宿の部屋で開けてみたんだけどさ。



☆旅人のマント

☆等級 B

☆油脂を染み込ませた1枚物のシート

マントとして使う時は2つ折りにして纏う


☆鉄のポット

☆等級 F

☆フタが無くなった釣瓶式のポット

鎚の響き謹製


☆フェルトの敷き物

☆等級 C

☆丁寧に織り上げた羊毛の敷物

年代もので虫食いも多いが保温力は高い


☆携帯食料

☆等級 C

☆干し肉のクズと野菜クズを団子状にまとめたもの

お湯で解せばスープになる


☆虫よけのお香

☆等級 C

☆焚火にくべると虫が寄り付かなくなる 煙い


☆ビッグトードの水筒

☆等級 C

☆なめしが不均一なのでしなやかに膨らまない

そろそろ劣化してくる頃


エトセトラエトセトラ、、、



、、、まあ、そーよな。

遊びのキャンプとは違うんやろし。

一番価値が高いのが、このゴワゴワのくそ重いマント。すげえ臭い(泣)

ちなみに等級Bて、アビイのパンと同じ笑


まあテントとか寝袋とか普通に考えてないよな。

マントが雨具でテントで寝袋なんだな。

めっちゃワイルド。



とりあえずお湯沸かそ。


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