登場人物紹介【ミレイア、モーガン、タイロス】
【ミレイア・ゼイン】
身長:151㎝
年齢:14歳
性別:女
一人称:私
共鳴魔力:殺意
【キャラ紹介】
ドレイクの実妹。兄と同じく黒髪にルビー色の瞳が特徴。
娼館に売られるはずだった自分を庇い、奴隷戦士となった兄に罪悪感と感謝を抱きながら、常に兄の無事を祈り続けた心優しき少女。
ミレイアはこの世界で【A・S】と呼ばれる希少人種で、その割合は百万人に一人とも言われている。
A・Sは女性にしか存在せず、生まれつき千変の魔力を持ち、他者に魔力を分け与え傷を癒すことができる。その事から、人類の癒し手と呼ばれることも。
A・Sであることに気付かず生涯を終える者も少なくなく、ミレイアもA・Sであることに自覚はなかった。
だが、戦いで傷付く兄のために何かできないかと必死に模索し、A・Sだけが使用できる『治癒魔法』を独学で会得した。
この際にA・Sである事に自覚を持つ。
なお、兄と同じく共鳴魔力に『殺意』を持つが、これに関しても自覚はなく、ミレイアが殺意を抱く可能性はゼロに近いため、実質的に死にスキルとなっている。
兄ドレイクの死を知り、後を追って死亡したとされている。
☆ ★ ☆
【モーガン】
身長:180㎝
年齢:18歳
性別:男
一人称:俺
共鳴魔力:??
【キャラ紹介】
エボル闘技場を有する資源地帯の全てを治める公爵、『レイス家』の使用人。
ミレイアの身代わりを望み、奴隷戦士となることを懇願するドレイクの願いを聞き届けたのはこのレイス公であり、モーガンはその目付け役として二人に宛てがわれた。
だが、モーガンはドレイク兄妹と心を通わせ、二人の兄貴分として、親友として助力を惜しまなかった。
ドレイクの性格を考慮し八百長試合を持ちかけ、貴族から報酬を受け取り借金の返済に回すなど、かなり機転が利く。
ドレイクにとっては、最も信用に足る人物と言えるだろう。
ドレイクとミレイアの死を知り、現在行方が分からなくなっている。
☆ ★ ☆
【戦の神 タイロス】
身長:─
年齢:─
性別:男神
一人称:我
共鳴魔力:戦いによる人間の成長
加護:先天的強者の誕生
【キャラ紹介】
エデンスフィアと呼ばれる、神々がそれぞれの権能を以て人間を管理する世界。その世界で【始まりの十二柱の神】と呼ばれる一柱。
神々が管理する大国の一つ、ロヴァニア帝国の守護神。
タイロスの加護により、ロヴァニア帝国では強力な戦士が誕生していた。
だが、魔導具ゴーレムが台頭するようになってからは信仰は薄れ、タイロスの加護も失われつつあった。
ドレイクの死をきっかけに邂逅し、元の力を取り戻すためにドレイクと契約を交わした。
現在は眠りにつき、ドレイクが玉座へと至るのを待っているようだ。
なお、本編に関わりは少ないが、他の神々と大国は以下の通り。
・ライザール皇国【魔械の神テクノス】
・ライヴィア王国【慈愛の女神セルミア】
・天津国【施しの神メルキオール】
・天蓬国【成長の神ルミテルス】
・エルキオン公国【創造の神アルティノス】
・ソレイシア公国【癒しの神アウラント】
・スワルギア共和国【智慧の女神ルミナラ】
・稜陸国アニマライズ【服従の神ドルティヌス】
・エリュイ【豊穣の女神ルクシュリア】
・パラメル連合国【選別の神ミラクセル、賜力の神フォンデルス】