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先日勇者から助けて頂いた聖剣ですが  作者: 十一屋 翠


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16/17

番外編SS 異世界の物語

本日から聖剣ですがのコミカライズがスタートです。

と言う訳でちょっとだけ聖剣が戻ってきました。

カドコミとニコニコ漫画で連載しておりますのでお楽しみください。


「という訳でコミカライズが始まりました」


 急に聖剣が妙な事を言いだした。


「何の話だ?」


「ここではない別の世界で私達の活躍が漫画という物語で語られる事になったのです」


 マンガ……? 何だそりゃ?


「何で俺達の事が語られるんだよ。聞いてもたいして面白くもねぇだろ。頭大丈夫か?」


「私に頭部があるとでも?」


「そういや剣だったわお前。いや、それだと今までどこでもの考えて喋ってたんだ?」


「聖剣ですから」


「答えになってねぇよ! あと結局漫画って何なんだよ」


「沢山の絵を並べて文字で補足して読ませる本ですよ」


「本って事は貴族の娯楽って事か」


 絵が沢山とか金かかってそうだなー。


「いえいえ、平民でも文字を読める人はいるでしょう?」


「平民舐めんなよ。仕事で使う数字と文字くらいしか分かんねぇよ。あと本自体滅茶苦茶高ぇだろうが」


 ぶっちゃけ平民の大半は文字も数字も読めねぇよ。

 俺は仕事の関係で親方に最低限分かるようにメチャメチャ扱かれたけどさ。

 うっかり間違えるとその日の給金を半分にされるから必死で覚えたぜ。


「やれやれ、いつの世も人間は研鑽を怠るのですねぇ」


「なんだその上位生物ムーブは。日銭を稼ぐのが精いっぱいな人間を舐めんなよ!」


 本を買う金よりも飯と酒だろ!


「でしたら今日の夕飯に用意したインフィニテパイソンの蛇皮でも売りますか?」


「イン?何だそれ」


 また妙なものを狩って来たんじゃねぇだろうな。


「インフィニティパイソン。無限の長さを持つ蛇の魔物で不用意に近づけば無限に轢き潰され続ける魔物です。無限に長いのでお肉切り放題のお財布に経済的な魔物ですよ」


「物凄く不穏な単語が聞こえた魔物を主婦のお得な知恵みたいに言うな!」


「肉は最高級の鳥かカエルっぽい何かの味で絶品だそうです。蛇皮も高級な防具の素材に使えるので上位冒険者垂涎の品です」


「俺が持ち込んだら絶対騒ぎになる奴じゃねーか!」


「ははははは、たかが無限の長さのを持つだけの蛇の素材ですよ」


「絶対それだけじゃないだろ! あと鳥かカエルっぽい何かの味ってなんだ!」


 明らかにヤバそうなんだよ!!


「私、原始的な生物のように物質を摂取しない存在なので詳しくはわかりませんね」


「息を吸うように上位存在アピール止めてくんない?」


 そもそもコイツどうやって生きてるんだ? そもそも生きてるのか? 剣って生き物だっけ?


「まぁ異世界の話なのであなたは本を買う事も読む事も出来ないんですけどね」


「じゃあ何だったのこの茶番!?」


「宣伝です」

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