0.原点
どうも、初めましてレマルハです。自分でいうのもなんですが僕はほかとは一風違った作品の世界観を代位にしています!!いろいろ考えましたが、前書きはこのくらいで(笑)。早く続きを書きたいんです。それでは、Take back 楽しんでください!!
Eee年
ブンッ…ブンッ
「こうかな?兄貴」
俺は木刀で素振りをしながら兄に。尋ねる。
「ん~。ちょっとバランスが悪いね。もっと腰を下げて。ん、後少し…。そこ!!」
俺は兄貴に言われるがまま腰を下げる。
村で唯一魔力を持たずして生まれ、魔法を使えない落ちこぼれの俺はいつもこうして兄にこっそり修行をつけてもらっていた。
「それで刀を振ってごらん」
ヒュン…ヒュンヒュン!!
「あ、音が変わった!!すっげえ。これで俺も兄貴みたいにでっかいモンスターをズバッ!!っとできるかな?」
兄貴は村最強の騎士だ。毎日のように村の外にでては、必ず依頼を解決して村に帰ってくる。それもあってか、村以外でも名を馳せるsランク冒険者の一人だった。
「まったくな~。いいか?ベル。それはまだまだ基礎だよ。それじゃあスライムを倒すのがやっとだ。いいか?でっかいモンスターを倒すなら...。ふんっ」
......ボォン...... と低い音を立て兄貴の愛刀が赤く黒く沈んでいく。まるで見ていると心を取り込まれそうになるような真っ赤な黒。
「今日は特別だぞ、よく見ておけよベル。それっ」
兄貴がその赤黒い刀を一振りすると、なにもなかった真空に裂け目のようなものが出て小さくそして激しく空中を燃え上がって…。とそこで炎が消える。
「あっぶねえ~。危うくここ一体吹き飛ばしてしまうとこだった。」
どうやら兄貴が魔法を中断したらしい
「ええ!?えっげつねえ。すっげえな~兄貴」
魔法が使えない俺にとって魔法が使えるみんなはキラキラしててその中でも兄貴は俺にとっての最高のあこがれだった。
「俺も早く兄貴みてえになりたいよ」
そうつぶやくと
「俺みたいにか…ベル。魔法はそんないいものじゃない。実はさ魔法が使えないベルが俺は、羨ましかったりもするよ?」
兄貴が表情を緩めてどこか遠い方を見ながらそう俺に返してくれた。
「でも、魔法を使えたら俺も兄貴と一緒に悪い奴らを倒しに行けるし、村のみんなを守ってあげられる」
「そうだね。なあ、ベル。魔法は... いや、なんでもない。」
と、そこで兄貴は何かを言いかけていうのをやめる。
「今日はもう遅い。そろそろ村に帰らないとね。みんな心配してるよ。」
そう兄貴に諭されて俺たちは静かな風と帰路に着いた...。
いかがだったでしょうか!?。こっからお話は進んでいくところなんですが、始めなので皆さんが読むか読まないか判断しやすいように短めに作ってます!もちろん次回からはどんどんストーリーを進めますっ!!ぜひ、お楽しみに!!