ひと狩り行きたい時の詩
車に揺られ
狩り場に向かう
道すがら
休憩がてらに
SAで
肉を喰む
焼けた肉を
頬張れば
英気を養い
いざ参る
到着時刻は
AM9:00
上着を脱いで
いざ楽園へ
はやる気持ちを
抑えながらも
足を踏み入れ
奥へ奥へと
導かれ
辛抱ならんと
途中で負ける
甘い果肉
大粒 故に
三口で堪能
口に入れるは
果汁多し
甘酸っぱいは
苺の甘さ
思わず笑みを
浮かべてしまい
お次はゆっくり
味わい尽くす
ひと口 齧れば
真っ赤な断面
中まで紅く
色づく苺
目にも鮮やか
口に入れて終えば
次から次へと
味わい噛み噛み
幸せを コクリと
飲み込めば
満足し過ぎて
腹 膨れても
食い続け
今日も食べ過ぎ
反省するが
多分次回も
きっとやらかす
ご馳走様を言い終わり
それでももう一粒と
帰りの道で
また口にする
誘惑に負けた
そんな日曜の朝
今度こそご馳走様
それでもまた
小粒の苺を
口に入れるは
ご愛嬌
夢中になり過ぎ
練乳使うの
忘れたと
言い訳するも
苦笑混じりに
ハウスを後にした
満足な狩りに
土産を買えば
明日も苺で
余韻に浸る
そんな夢見た
土曜日の昼
明日はひと狩り
行くとするかな
メモ:ユリエル