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あなたの望むもの

初投稿です。読んでいただけると幸いです。感想などもお待ちしております。


桜乃さくのは高校でいつも通り勉強して家に帰って寝る。そこで不思議な体験をする。過去の友達との思い出っぽいが時々違うところがある。しかもその友達はもう会えないと思っていた黒谷と晴也だった。




突然だが、俺は「運命」というものは人間が作った都合の良いものだと思っている。なぜかって?「運命」だからとか言っておけば、それっぽいし良い意味でも悪い意味でも諦められるからだ。まぁそんなこと今は関係ない。早く次に行かないといけない。

「僕は君達との時間が好きだったみたいだ」

そう言って俺はみんなに背を向けて歩き始めた。




俺の名は桜乃。こんな名前だが18歳の男子高校生だ。今は授業を受けている。そんなに頭は良くないが大学進学のため、日々勉強に追われている。あーめんどくさい。チャイムがなる。「起立。礼。」ふぅ。やっと終わった。すぐに席を立ち下駄箱へ向かう。ぱっぱと帰ろう。家に帰ったらゲームでもするか。


家に着いた。「ただいま。」返事はない。実は俺は両親がいない。高校生になって2ヶ月ぐらいに事故で亡くなった。家族3人で出かけている最中だった。幸いなことに俺は生きていたらしいが、正直かなりキツかったし絶望した。中学時代も友達とか好きだった人との別れがあったがそれよりもさらに心が折れた。今考えるとそれらは全て「運命」だったのかもしれない。だからしょうがないと諦めたい自分がいたのだと思う。俺はその辺の人よりは死と近い体験をしてきたという自負がある。俺自身も車に轢かれたことくらいならあるし。そんなことはどうでもいいが。事故の後はしばらく入院した後、学校に行ったが誰一人として友達はいないので、誰とも話すことのない学校生活を送っている。これも慣れというものなのか3年も続けていればなんとかなるものだ。人生をやり直したいと思う唯一のことは両親の死を防ぐことぐらいだろうか…。こんなことを今さら考えていてもしょうがないので、ご飯を作る。適当にチャーハンでも作るか。母が作ってくれた大好きなチャーハン。よく横で作っているところを見ていた。玉ねぎを切ってウインナーも切る。あと炒飯の素。米を入れて卵入れたら終わり。ネギも少し入れる。シンプルだが美味いんだなこれが。

「いただきます。」

これも1人で言ったのは何回目なのだろうか。今日の俺はやけにネガティブだな。お腹もいっぱいだし少し休むか。俺はベッドに横になった。


「チャーハン食って寝たはずだよなぁ…。」

俺はそう呟く。今はバスの中らしきところにいる。学校で借りてどっか行くやつのバスって感じだ。え、ドユコト?目が覚めたらここにいた。理解が追いつかない。ていうかなんで全部カーテン閉まってるんだよ…。とりあえずカーテンを開けると目の前にはよく見覚えのある風景が広がっていた。「俺の中学…?」

俺が通っていた中学だ。間違いない。ドユコト?なんでここに俺はいるのだろうか。ふと玄関の方を見ると生徒達がこちらに向かって歩いてくる。バスに乗るつもりなのか…?そして乗ってきた生徒に声をかけられた。

「お、桜乃!バス乗るの早すぎ笑一旦教室に集合だって昨日言っただろ?」

うわ、懐かしい。もう5年近く会っていない、いや正確には会えなかった中学の友達がそこにいた。名前は黒谷 玉樹。俺はいつも黒とよんでいた。まさか黒に会えるなんて…。感動しているとその後ろからまた懐かしい友が声をかけてきた。

「あれ〜桜乃やる気ありすぎて早く来たの?」

そいつの名は花田 晴也。いつも晴也と呼んでいた。まじか…。正直言葉にならないぐらい嬉しい。晴也もいるなんて。というかまさかこの2人と会えるとは思わなかった。もう二度と会えないと思っていた。

「てか桜乃さしおりもらってないだろ?はい、しおり。」

黒が渡してきた冊子には[修学旅行のしおり]と書いてあった。

「おーサンキュ。」

それっぽく振る舞ったが、1つ気になることがあったので2人に聞いてみた。「そーいえばこれから何すんの?」と俺が聞くと、2人は笑う。

「ハハハ!お前面白いな。決まってるだろ修学旅行だろ!」

なるほど、やはりそうか。修学旅行に行くためのバスだったのか。てことは俺の記憶だとこれから空港に行って、羽田に向かうはずだが。聞いてみるか。

「どこ行くんだっけ?」

2人はまた笑う。

「もう忘れたのかよ!北海道だろ?」

ん?北海道…?おかしいな記憶と違う。まぁいいか。とりあえず今はこの状況を楽しんでおこう。出発まで2人と雑談していた。

ご覧いただきありがとうございました。

何かございましたら感想を送っていただけると嬉しいです。続きも投稿していこうと思います。

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