第一部 ニートな俺たち 第4話. ツイッター回想での俺たちの馴れ初め
主人公たちの馴れ初めと現状です、それでは、どうぞ、お楽しみに。
・・・・・・・・・あいつと出会っちまった話は2か月前に遡る。
どうしてこうなってしまったのか?それを考える時間はいくらでもあったはずだった。
ネットでよく見た掲示板のつぶやきが脳裏の思い出される。
~~ネットでのとある掲示板、一日前のツイッター内での会話(回想開始)~~
呟く兄貴:...親から最終通告喰らった...。この先真っ暗や...(*´・ω・`*)
呟く姉貴:...私もだ(´・ω・`)
呟く弟:ナカマ~~。俺もアルバイト面接落ちた-。金欠やで...(´;ω;`)
呟く母:私はパートをやめて今、離婚届出してます。
呟く父:それ、どういう状況なの!?ここで言っていいもんなのかよ??!
呟く妹:父うるさい(#^ω^)
呟く父:ゴメンナサイ((((;゜Д゜))))ガクガクブルブル
呟く兄貴2号:俺は、今日アルバイト面接行ったよ。
呟く兄貴:!?
呟く父:...!?
呟く母:...あらあら。
呟く姉貴2号:!!!???
呟く姉貴:...ほう。で?結果はどうだった弟よ。合格か、不合格か?
呟く兄貴2号:まだ結果は出てないよ、姉さん。今度はうまくいきそうな気がするんだ。
呟く弟:...そうやって言うの、何度目だ兄さん?今回受かったといても、たった1か月でまたやめる
つもりなのか?前もその前も、そのまた前も人間関係トラブルで辞めた言うてなかったけ?
呟く妹:...人生は諸行無常。残酷な結果でも、合格して、ものの1カ月でやめても、ここに帰って
来てね?
呟く姉貴2号:...不合格でも、ここに来い。お前には世話になった恩がある。20代の私が収集した数
あるコレクションの中でも秘蔵のプレミアもの画像を送っといてやる。
呟く父:...お前がついに巣立つ日がやってきたか...、お父さん嬉しいよ(´;ω;`)
呟く母:...いや、顔文字( ´∀` )、祝福してねえだろが...(o´д`o)=3
呟く兄貴2号:今までありがとう。そんじゃあ、逝ってくるウホッ♂
呟く姉貴:おうおう、くれぐれも爆散しないように行って来いよ~~。
呟く姉貴2号:報告待っとるよ~~(*(*´ο`*)=3 ´ο`*)=3
呟く妹:( (≪●≫) )Д( (≪●≫) )ギロッ
呟く弟:...二度とここにくんなよな~~。
・・・・それから2カ月後・・・
呟く兄貴2号:...ごめん。無理だった。
呟く姉貴2号:おう、おかえり~~。
呟く妹:人生諸行無常。仕方がない。
呟く兄貴:...おかえり。我が弟よ。よく2か月も耐えたな。喜べ、最新記録更新だ。
呟く兄貴2号:...素直に喜べないのだが...?(´・ω・`)
呟く兄貴:╭( ・ㅂ・)و ̑̑ グッ !
呟く兄貴2号:いや、絶対あんた面白くてそれやってるだろう!?いいかげんにしてくれよ...(´・ω・`)
呟く兄貴:...やなこった♪
呟く兄貴2号:...ブッコ〇ッシャーー!!!
呟く兄貴:ψ(・ω´・,,ψ若造よ...、遠慮はいらぬ。ただ少しオイタが過ぎるな、どれ、揉んでやろう。
呟く父:...いや、誰だよ...///あんたwww
呟く妹:www
呟く母:...どうしよう、グダッタ茶番すぎて、突っ込みどころが分からない。
呟く父:安心しろ。俺もだよwww
~~~~(回想終了)~~~^~~
。。。俺はこのツイッター内と今の居場所はすごく楽しいと思っている。昔、家に居場所がなかったこともあり、この場所を見つけたときはすごく安心したのを覚えている。初めにここが俺の居場所なんだ、と思えた瞬間だった。こんな社会不適合者な俺を受け入れてもらえる。それだけでも嬉しかった。
今もそうであるが俺は30の頃まで人が信じれず、ネット内で知り合った友人・恋人にも裏切られ、荒れに荒れていた。また、当時の俺は高校でもアルバイト先の職場でも先輩や同期、後輩らにトラウマを植え付けられ、そのせいで人の視線が異常なほどに怖くなっていた。
そして33歳になったころ、これではまずいと思い、アルバイトをすることになった。いわゆる大学生でもないならば、フリーターになるしかないという発想で、アルバイト面接を受けた。何個か面接を受けたはいいものの、いざ始めた初日で人間関係に軋轢が生じてないにも関わらず、なぜか職場先の人間の目を見ると、今にでも人の目線が俺の方へと向き、嘲笑っているように見え、そのせいか吐き気がして、3時間それが続き、その吐き気と視線に耐えれず、ツイッター内では1カ月続けていると言ったものの、本当は初日5時間勤務して辞めてしまう事態が続いていた。
それは別の職場のバイト先でも同じでカフェ、引っ越し、飲食店、コンビニ、居酒屋、電話オペレーターなど、様々なバイトを受け、面接で一発採用されたが、全部、初日で辞めてしまった。当時、高校をやめて21歳でバイトをやり始めてから、かなり生活的には引きこもり状態が続いていたため、ひどくこの事実に落ち込んだのを覚えている。精神科に行ったか、だって?もちろん行ったよ。
そしたら、ひどい鬱病の症状と対人恐怖症ですね、って言われたのを覚えている。重症だから、薬飲もうね、と言われたのだが、俺ん家、とある宗教団体の信者の家で西洋の薬品ではなく、漢方または自分の免疫で直せ、っていうわけわかんない信念掲げていたため、治療も受けれず、薬すらもらえなかったよ。特に家は厳しいほうで、幼少の頃ですら、39℃の熱が出ても、自力で直せ、って漢方もなにももらえなかったよ。まあ、そんな家だから、鬱は自力で直せ、と言われてから、18年間経っているけど、いまだに直ってないし、治らないなら、違うところに預けようって話になったのが10年前で23歳の頃から、寺の優しい住職の元でお世話になっている。
そうそう、ここのツイッター内で呟いていた″呟く父″もここでお世話になっている。御年40歳のおっちゃんだったが、まあ、顔といい、ルックスが良く、イケメンだったよ。いけオジというやつだ。どうも親が有名な資産家だったらしいのだが、おっちゃん、親から、相当なプレッシャーを受けたらしく、そこから逃げてきたらしい。当時、おっちゃんはとある有名大学で2浪して受かったらしいのだが、その大学のカリキュラムについていけず、親のプレッシャーもあり、成績優秀で卒業するまで許されない家庭だったらしいから、家に居場所がなく、相当精神的に参っていたらしい。
ただ、友達はいたらしく、その友達とサーフィンとかやったりして、親睦を深めていたらしい。当時、勉強しか取り柄がなかったおっちゃんにとって、サーフィンとネットサーフィンで情報をとやかく漁りまくることが唯一の趣味だったぽく、それで、交友関係を広げていき、皆と仲が良く、友達だとおっちゃんは思っていたらしい。
ここからは何があったかについては詳しく話すと長くなるので、ザックリ言うと、おっちゃん曰く、″試験で1位しかとってこなかった奴が点数を落とすと、奴らは全員離れていった、親もろともな...″らしい...。ようは親にも友達だと思っていたやつに酷い裏切りをされた、と話してくれた。その後、おっちゃんは精神的に参って、23歳になって親と縁切られ、大学3年の初めに学費を払えず、中退し、バイトをすることになったが、バイトは事あるごとに全部クビとなり、そこから7年間もホームレス生活を余儀なくされた、というめちゃくちゃハードな人生を送っていたらしい。
うん。結構、引きこもていた俺とは違い、中々ハードだと思うよ...。ああ、すまん。話を戻そう。とうとう30歳になったおっちゃんはホームレス生活でこのまま、一生ホームレスしていくんだろうな、ととある日にあきらめ気味に途方に暮れていたらしいのだが、そこで、別のホームレス仲間の一人が殺人を犯そうとしたらしく、人を刺して、逃走していたところを目撃したらしい。ちょうど、その現場近くにいたおっちゃんがそれを目撃している最中、おっちゃんの付近で、″ウッウッッッ...”っていう人のくぐもった呻き声がしたらしく、おっちゃんが嫌な予感がしながらも急いで、その場所に行ったところ、腹から血を流しながらうずくまっている40代の男性を発見したらしい。
それが現住職、俺たちを拾ってくれた恩人である外山パスタマンである。名前は偽名くさい、というか自分で考えた名前っぽいがここでは突っ込まず、というか怒られる...。
まあ、ともかくなんやかんやあって、その様子を見たおっちゃんは自分が普段寝床としている場所に行き、ガムテープで腹にある出血した箇所を腹回りをぐるぐる巻きにして止血し、近くにいる寝ていた当時家出して無理やり泊めてくれ、とせびった20代無職の女性?を起こし、そいつが持っていたまだ電源がはいった携帯で電話をかけて救急車を呼んだらしい。ここでネタバレだが、この20代無職の女性が我らがご存じの不思議ちゃん″呟く妹″さまである。このときから、独特な感性を持っていたらしい。
まあ、そのあと、なんやかんやあって、助けたことにより、その坊さんとの縁が出来て、住職から″居場所がないなら一緒に来てくらさないか?”という風に二人とも誘われたらしい。
いや、お人よしするだろ!!?住職!!...とまあ、そんなこんなで、その勧誘を二人は怪しむも当時ホームレスでそのおっちゃんが住んでいた場所がホームレス住居禁止区域にされてしまったらしく、二人ともしぶしぶ行き場所がなかったため、お世話になっているらしい。
そんなこんなで10年間、三人とも仲良くほのぼのと住職の手伝いしながらお世話になっている、という状況だ。まあ、もう一人、住職の奥方、秘書??っぽい方が住んでもいるのだが、また別の機会にそこのところを話していこうと思う。んっ?今なんでこんなことを思い出しながら通話して僕に話しているのか、だって?そりゃあ、まあ...、
「...なあ、我が同志、呟く妹さまよ...。やべえよ...。俺たちの家が目の前で...
、すごい勢いで炎上がって、全身真っ赤な炎に包まれているのだが、どうなるんだ、これ?]
俺は血の気がサーッと引きながら、目前と買い物から帰ってきたときに燃え上がっていた炎に包まれる我が家と必死に出火した炎を消そうと試みる消防隊員、水をかぶりながら、財産を取りに行くと向かおうとするおっさんを目前で眺めながら、困惑の表情で妹の知識に頼っていた。
「...えっ??マジ、燃えてんの??!!!」
俺たちの明日はどうなるんだろう.............?
いまだに燃え続ける家(寺)を目前で喧しい人々の喧騒の音を聞き、眺めながら、俺はそう思った。
パスタ「我が家がっっっっ~~~~~~~~~~~!!!???」
隊員「落ち着いてください!!!???そこのガチムチ住職!!!」
パスタ「だ~~~~れっがッッッ!!!ガチッムチッッッジャアッ~~!!q(゜д゜ )ウルセ」
ボッキンッッッ!!バキッ!!
隊員「ギャアッ~~~~!!俺の腕がッッッ~~~!!!?」
パスタ「あら、やだ!?力加減ミスってまた折ってしまったわね...。また、ヤミンちゃんに怒られちゃう
わね...。彼女怒らなければいいのだけれど...」
隊員「...なんだ?!あのガチムチな法衣を着たプロレスラーみたいな顔面にメイク塗りたくってるガング
ロオカマはッッッッ!!??」
パスタ「どうも~~~♡ここの住職をしております、外山パスタです♡よ・ろ・し・く・ね~~♡
あら、ここの消防隊員さん、良いからだの締まり具合じゃないの~~?
食べちゃいたいわね...♡」
隊員たち「ゾワッッッッッ!!!!!((((;゜Д゜)))))))」
次回に続く...!!!??((((;゜Д゜)))))))