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聖女は霊につきまとわれる王につきまとわれる。  作者: poyo
これを読めば一応3章から読めます。但し2章からの方が分かると思われ……
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アイリ、王城見学をする

3章。謎の侯爵令嬢の章となります。ちなみに、内政は書きません。難しい事は無し。勢いが大事なので(白目)←ただの頭弱い子

3章から読む方はちと長いですが、設定を読むと1.2章が大体分かるようになっています。3章はラブを進めたい


 ───王城内



 6/3(月) 今日から秋に結婚するまでの約4ヶ月間、王城にて王妃になるための研修を受ける。

 今日はさらっと、王城内の使いそうな部屋について説明会。王城見学です。エミールさんが説明してくれます。(ついてこようとする陛下を全力で置いてきたらしい。)


 ベルチェ家の令嬢レッスン時と変わらず、午前中は勉強。80分×2コマということになった。文官の中から、何人かが交代でついてくれて教えてもらえるみたい。

 王城図書館の学習室は、いくつかのブース? 小部屋のようになっており、そこの一つを使わせてもらうことになった。



 今まで続けていたダンスレッスンや鍛錬はどうするのだろう? と思ったら、ランチの後、図書館で読書するも良し、午後にダンスレッスンや魔法鍛錬するも良し、と言う。

 そんなに王城に居て、いいのですかね?


 「食事もダンスレッスンも魔法鍛錬も、陛下や殿下が喜んでご一緒するでしょう! 殿下はアイリ様と魔法鍛錬したいそうですよ! 陛下の方は、1~2時間のご褒美で、仕事を倍以上頑張ってくれるので、僕としては全然いいです! どうぞ使ってやってください!」


 エミールさんは、すっごくいい笑顔で答えてくれた。


 ──あ……! 前に言っていた、仕事を頑張るための飴ちゃんね? 私とのダンスレッスンが飴ちゃんになるのか……! カミュ様、どんだけ執務から逃げたいの?

 そして、シルヴァン殿下は本当に私と魔法鍛錬したかったのね(泣) 完全に戦うお義姉様扱いじゃない(泣)



 「あ、そうだ! 今日は月曜日か! 毎週月曜日は王城騎士団と総合鍛錬があるんですよ。全員が警護から抜ける訳にはいかないので、毎週メンバーが変わって陛下と戦います。

 陛下は腕が鈍らないように、と言ってはいますが、体動かしたいだけでしょうけどね。陛下あんなんでもお強いんですよ? 陛下のいい所見せられてないので、是非! アイリ様に見てもらいたいですね」


 ──エミールさんにも、()()()()()()って言われちゃってますけど……! そして、エミールさんはピアスに魔力を込めている。これも念話の魔道具かな?


 『アイリ、鍛錬見に来るの? 見に来てくれるなら、頑張る。仕事も頑張る。みんな速攻なぎ倒す』

 『こんにちは、カミュ様? お仕事お疲れ様です。楽しそうなので、鍛錬見に行きますから。仕事は頑張って下さいね? 鍛錬は死者が出ない程度にお願いしますね?』

 『そうだ! お昼も食べよう! 今日から平日はお昼一緒に食べよう! 一緒にお昼食べてダンス踊るためなら、頑張る。仕事早く終わらせる。もうサボらない。』


 ──エミールさん……! 自分で言うのもなんだけど、飴ちゃん効果てきめんですよ!

 まずは今日のお昼まで、カミュ様お仕事頑張ってくださいませ!



 「いやぁ、さすが効果てきめんですね〜! さすが、アイリ様ですよ。本当にありがとうございます。あ、念話楽しいですか?」

 「……っっ/// あ、知ってるんですね? え? 聞こえてました?」

 「あぁ、顔が真っ赤だったので。聞こえてませんよ。陛下のことだから、この間の指輪に念話の機能付与したり、防護の魔法付与したりとかやっちゃってるんじゃないかなーって思いまして。」


 ニヤっと笑うエミールさん……! ドSかっ! まさかの推測っっ(泣)

 だって、この歳で初恋ですよ! 念話って言ったって、男性との電話みたいなものですよ!? そりゃ普通の顔なんて無理ですぅぅ!!!!




これからカミュ様ターンですよ。

ばしっと決めておくれ。

ラブだよラブ。私はラブに飢えている!!!

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