表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
聖女は霊につきまとわれる王につきまとわれる。  作者: poyo
これを読めば一応3章から読めます。但し2章からの方が分かると思われ……
64/99

設定─1章2章の人物/精霊─

これを読めば3章から読めます。ネタバレ注意です。


1章は、召喚され、ベルチェ家(リーニャ、エミリー)とこの世界に馴染むまで(展開遅)

2章は、お嬢様のおさらいと魔法に慣れる、カミーユを好きになる過程について


できれば、2章を読んでから3章の方が分かりやすいですが、これと人物紹介読んでおけば何となく分かると思います……!たぶん

 

 ○ベルナルド家(ベルナルディ王国の王家)


 国王 カミーユ・バジル・ベルナルド 24歳

 ・黒髪長身のイケメン。瞳は薄い黄土色。

 ・愛称:カミュ(母とウェントと愛理に呼ばれる)

 ・闇と風魔法。魔力も霊力も強い。霊が見える。

 ・死霊、悪霊を引き付けてしまう体質。

 ・幼い頃、風の精霊ウェントの加護を受け、衰弱は免れる

 ・水盤占いにより見た運命の人である愛理を一途に想い、会ったことも無いのに15年間監視し続けた。ストーカー気質。

 ・優秀で、勉強もできる。やる気になると執務はめちゃくちゃ早い。アイリが絡むとやる気を出す。

 ・剣術や武術単体でも強いが、魔法を絡めると国で一番の実力者。

 ・いかにサボるかを考えて、エミールを困らせていた。

 ・エミール、アルベールとは友達。

 ・普段は僕、親しい間柄の前では俺。

 ・闇魔法で作り出す部屋(アイリは闇部屋と呼んでいる)でのアイリとのお茶会が楽しみ。アイリの部屋のバルコニーによく作ってお茶会をしている


 風の精霊 ウェント

 ・遊びと自由とカミーユを愛する精霊

 ・チャラい。ノリとフットワークが軽い。

 ・カミーユの執務のサボりを全力でサポートしていた

 ・アイリが召喚されるまで、嫌々カミーユに群がる死霊を風で追い払っていた。

 ・アイリに関しては好意的。ルヴィエ家の令嬢を嫌う。


 先代国王 エルネスト・ベルナルド(故人)享年46歳

 ・雷魔法。霊力強。霊を引き寄せる体質。

 ・文武両道の強く優しい先代王

 ・カミーユに対し、アイリを守るために強くなれ!と厳しく接した。武の方もしごきまくる。

 ・浄化の力のある妻アンジェリーヌを亡くしたことで、衰弱して2年前に亡くなる。


 先代王妃 アンジェリーヌ・ベルナルド(故人)享年37歳

 ・光魔法。霊力小

 ・霊は見えないけれど、浄化のベールをまとっていた。

 ・5年前に浄化の力を嫌う悪霊により殺される。

 ・ベルチェ公爵夫人クロエ、アルベルティーヌとは令嬢時代からの親友

 ・アイリを除くカミーユに様々な制約を課す(風呂やトイレは覗かない、タイミングを精霊に聞く、見続けないetc.)

 ・息子の初恋を無碍にできず応援するが、見続けると魔導鏡を取り上げる。


 王弟 シルヴァン・ベルナルド 9歳

 3章に主に出てくる。

 ・可愛い子犬のような少年

 ・水魔法。アイリに好意的。


 ーーーーーーーーーー


 ○王城内


 国王側近 エミール・バイヤール(侯爵家三男) 25歳

 ・雷魔法。霊力無し

 ・明るい性格だが、加虐趣味を持つ。

 ・好きなこと:魔法の構築、電撃による尋問

 ・嫌いなこと:陛下のお守り

 ・尋問するもゴロツキに死なれてしまう。

 ・アイリには好意的。アイリ様を守る会メンバー

 ・アイリ様を守る会の情報網の構築を担当。


 騎士団長 バティスト・アルノー(伯爵家出身) 40歳

 ・年の割に貫禄がある。筋肉がすごい

 ・風魔法。霊力無し

 ・風魔法での加速、剣や弓に風を纏う攻撃

 ・武術は国内NO.1の実力者

 ・アイリ様を守る会に入れられてしまった。

 ・おじさんはついていけないよ、と少し思っている。

 ・アイリの魔法行使力の高さに、王妃付きの護衛騎士を誰にするか悩み中。


 ーーーーーーーーーー


 ○ベルチェ公爵家


 籠原愛理(転移前)/アイリーン・ベルチェ

 ・黒髪ロングストレート。色白。瞳は薄い黄土色。美少女。

 ・水と光魔法。魔力強、霊力強。

 ・能力

 1.はっきりと霊を見れる。

 (見る見ないも決められる)

 2.どんな霊か(良いか悪いか)が分かる。

 3.夢見の力。(メモを取るよう勧められる)

 4.光の魔法での霊の浄化と治癒

 (聖女の能力として機密事項となった。)

 5.通常は見えないはずの魔力が色で見える。

 6.魔力の保有量、大体の強さなどが分かる

 (5.6はアルベールにより口止めされる)


 ・日本での生活により、イメージの力が強く、魔法行使初日から魔法行使力が高かった。本人はそのすごさに気付いていない。

 ・日本では霊感があることを疎み、霊を見ないようにしていた。見るか見ないか選べるほどの霊力の強さ。

 ・霊感や瞳(霊力が強い証の薄い黄土色の瞳)により、気持ち悪がられ仲間はずれにされる幼少期、霊に振り回され自身と家族がボロボロにされる辛い経験を経て、優しくタフな性格になる。

 ・地主で女子高出身のため、箱入り娘。ウブ。カミーユのキザさに驚きつつ、慣れていないので照れてしまう。

 ・好奇心旺盛、ポジティブ、タフ、お人好し。

 ・カミーユに対し、監視されたことを気持ち悪いと思いつつも、自分の嫌いだった霊感が役に立つこと、また今まで辛かった時も応援してくれていた唯一の味方だったことに嬉しさを感じ、好きになってしまう。

 ・召喚されすぐに好きになってしまったことに、自分のチョロさを感じる。

 ・カミーユとの念話は婚約指輪、ベルチェ家の面々(父、兄、リーニャ、エミリー)とはガラスモチーフの魔道具(ブレスレット)を介して話すことができる。


 アイリーン・ベルチェ(アイリ転移前)

 ・薄いクリーム色のふわふわの髪、色白な美しい令嬢。

 ・霊力の強かった母クロエが亡くなり、母が引き付けていた分の霊を引き寄せたことで衰弱。2年前に死亡。

 ・国を想う気持ちにより、精霊王セルジュに祝福を授かった

 ・愛理に加護を与え、力を使ってしまったことで姿が保てなくなり、小さな(リーニャ)の姿になった。

 ・貴族の鏡、領民にも使用人にも好かれる。


 リーニャ(光の精霊ルミナス)

 ・元アイリーンの魂が精霊になり、そして猫になった姿。

 ・アイリーンの私室(アイリの部屋)のソファーのクッションの上が定位置。

 ・ホットミルクとクッキーが好き。

 ・念話の魔道具として、ローズピンクのリボンにガラスモチーフを付けたものを首に巻いている。


 護衛侍女エミリー・プランタード 20歳

 ・木魔法。霊力無し

 ・得意なこと:樹木で盾、蔦で縛る、毒の実で弱らせる

 ・好戦的な性格は父譲りか

 ・アイリの幸せを願い、カミーユにアシストする世話焼きな面も。


 アルベール・ベルチェ 24歳

 ・アイリーンの兄

 ・火魔法。魔力強、霊力は中。精霊に好かれる

 ・王城内の神殿長。元神官。魔法/霊に関する研究者

 ・アイリに好意的。アイリの能力に興味津々

 ・アイリ様を守る会メンバー


 父 クロヴィス・ベルチェ 48歳

 ・火魔法。魔力中、霊力無し。

 ・宰相。仕事できるイケおじ

 ・武の実力は不明。よく火で書類を燃やしている

 ・娘ラブ。なかなかの親バカ。リーニャを可愛がっているが、娘の体に入っているアイリに対しても娘のように接する。いい人


 母 クロエ・ベルチェ(故人)享年37歳

 ・水魔法。霊力強。

 ・霊を引き寄せる体質。引き寄せることでアイリーンを守っていたが、アンジェリーヌと共に悪霊に殺される

 ・アルベルティーヌいわく、優しくアクティブな令嬢だった。


 執事 セドリック・ポートリエ 37歳

 ・雷魔法。霊力無し。

 ・アイリを守る会メンバー。

 ・2章でアイリの令嬢再教育(おさらい)を担当。

 ・忙しい当主のクロヴィスに代わり、邸を仕切る優秀な執事。


 魔道具師長 ジェスパー・ピカール(頭もひかーる) 43歳

 ・土魔法。魔力中、霊力無し

 ・アイリーン(アイリ)に綺麗な魔法と褒められたことと、魔法行使力の高さに感嘆し、魔法鍛錬に積極的に付き合う

 ・感情が熱く、涙脆い。いいおっちゃん

 ・アイリーンに忠誠を誓い、何でも作ると言ってしまったがために、アイリによって色々と作らされる(それも嬉しい)

 ・寂しくなった頭髪と涙脆さが悩み


 料理長 アンジェロ・クチノッタ 30歳

 ・火魔法。霊力無し。(イタリア人イメージ)

 ・アイリにより"断熱のジェル"を編み出され撃沈。

 ・プリンやシュークリームを作るアイリの発想力(転移を知らないため)に舌を巻く。

 ・繊細で、ダンスと火加減が上手い。

 ・アイリの料理のアシスタントを興奮しながらやっている


 庭師長 セザール・プランタード 40歳

 ・緑魔法、霊力無し (エミリーの父)

 ・アイリにカウンター攻撃を仕込む。

 ・好戦的な性格

 ・魔法の適性から、毒にも精通している。

 ・庭師としての力仕事で鍛えた筋肉により、ダンスのホールド力はNO.1


 門番(警備長) ジェラルド・ポワリエ 29歳

 ・風魔法。魔力中、霊力小

 ・アイリに対し、風魔法での加速や空気を圧縮した空気弾などを繰り出すも"耐衝撃のジェル"により負ける

 ・趣味は狩猟(弓)


 料理人 ディオン 25歳

 ・雷魔法。魔力中、霊力無し

 ・元王城騎士。怪我により、ベルチェ領の料理屋で働いていた所をスカウトされ、ベルチェ家の使用人に

 ・ベルチェ家使用人の中で最も好戦的

 ・水魔法のアイリに対し、最初は善戦するも、"絶縁のジェル" を編み出され撃沈。

 ・アイリの作る"シューアイス"が気に入り、自分で作れるようになることが目標


 ーーーーーーーーーー


 ○籠原家

 ・田舎の地主。霊山のふもとに立つ家。ぐるっと一周小川で囲まれ、霊が集まりやすい土地。

 ・家に霊避けの結界を張っている。

 ・神棚に水神様(おそらくアイリに加護を与えた存在)を祀っている。神棚の神鏡からアイリは異世界に召喚されてしまう。

 ・精霊たちが、大好きなアイリを助けるために奮闘した結果、水害で父が亡くなり、火事で家が全焼するという不運な家

 ・愛理の召喚の2年前に大震災が起こり、死者が指折山(霊山)を目指し籠原家の周りに溢れる

 ・霊のせいで暗く重い雰囲気になっている。


 籠原 倫 14歳(愛理の弟)

 ・2年前に霊感に目覚める。霊感が強い。

 ・丁度、震災が起こり大量の死霊が籠原家の周りに流れ着くと、毎晩どのように死んだのか夢を見させられ、眠れずに衰弱。

 ・夢見の力を持つ


 母

 ・霊は見えないものの感受性が高いのか、倫と同じく2年前に衰弱してうつに。

 ・籠原家の離れで生活中

 ・愛理が自分がしっかりしなければ、と思う要因の一つがこの不安定な母と弟の存在。


 父

 ・過去に大雨で籠原家の裏で土石流が起こった際に、アイリを守ろうとした精霊が張った結界から漏れた土砂に巻き込まれ、足止めを食らった結果、増水した川に流され死亡。

 ・日曜大工が趣味。

 ・霊力はなし。


 祖父と祖母(おじい、と、おばあ)

 ・大学で上京して初帰省の愛理を扱き使う。

 ・霊力はなし。

 

 ーーーーーーーーーー


 その他。


 死霊管理人 セブラン

 ・死霊ネットワークにより情報収集。

 ・アイリーンの魂の高潔さに感銘を受け、この世に残すことにする。

 ・アイリーンの魂をセルジュに紹介した。


 ※飢饉や災害などで死者が多いと捌ききれない模様。隣国アングラード国から死霊が流れこんできている。(アングラードの担当?の管理人が対処しきれていないと思われる)


 精霊王 セルジュ

 ・精霊を束ねる王。

 ・アイリーンに祝福を授け、光の精霊ルミナスにした。

 ・死霊と精霊のバランスが崩れ、精霊が弱体化していることを嘆いている

 ・定期的にルミナス(リーニャ)が面会に行っている模様。


 アルベルティーヌ・オジエ(オジエ夫人)

 ・緑魔法。

 ・得意なこと:"いこちゃん"(蚕)の使役、綿や絹での魔法糸の生成、ドレスのデザイン、裁縫

 ・服飾を諦められずオジエ商会(大商人)に嫁いだ、元子爵令嬢

 ・アトリエ・ド・アルベルティーヌのオーナー兼クチュリエール(裁縫師)


 ーーーーーーーーーー


 ☆貴族設定☆

 ・公爵、侯爵、伯爵、子爵、男爵

 ※基本的には、苗字=爵位(領名)。

 ※基本的に何か無い限り、世襲で領地を引き継ぐ。

 ※ベルナルディ王国は大きな川に囲まれているとはいえ、内陸国。内紛を起こせば致命的なので、基本的に貴族たちはそれなりに仲良く、上手くやっている。


 ・公爵:プリンスではなく、デュークの方。大貴族。歴史が長く、国政の中心に据えられる忠誠心の高い家。領地も広い。ベルチェ家、ラングラン家

 ※ベルチェ家は、領都ベルティーユの他、5つの自治区に分けることで宰相、神殿長を要する家を助けている。自治区長はみな優秀。

 ・侯爵:辺境伯と同じ。国境を守る辺境守。領地も広く、文官や騎士になる優秀な家系が多い。交易路があるので財政も潤っている。

 ・伯爵:内地の重要地(交易拠点)などを与えられた貴族。公爵や侯爵ほどは領地は無い。

 ・子爵:内地の比較的田舎の方を与えられた貴族。領地は狭い。


 ・男爵:騎士爵のようなイメージ。一代限り。領地を持たないがそれなりに立派な敷地と邸、年金のようなものが与えられる。何らかの武功や功績により与えられる。


 ※あくまで、この世界、ベルナルディ国における設定です☆


 ーーーーーーーーーー


 ルヴィエ家(侯爵) 3章に主に登場。

 ・謎に包まれるルヴィエ家の令嬢

 ・カミーユ、そして領都で襲われた際に、ゴロツキについていた女の霊(おそらく生霊。アイリを睨む)

 ・カミーユとのデート中に、湖で満月の夜にしか綺麗に咲かない花を使って水盤占いをした際、アイリの気になることを占った結果、水盤に映る。

 ・令嬢は何やら企んでいる模様……?


 バリエ卿(侯爵)

 ・北方の国アングラード(愚王により、飢饉で死者多数)に面する辺境守の侯爵家。

 ・王城で文官として働いていた。優秀。

 ・バリエ領の騎士団は国内でも強いらしい。

 ・セドリックによると、バリエ卿の娘は病弱(霊力が高い?)


 アルトー卿(侯爵)

 ・アングラードの横で北方の国のハールス国に面する。

 ・元々大商人の家系で商才があり、ハールスとの交易で稼ぐ。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ