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最弱騎士はそれでも最強を目指す  作者: 多摩樹悠一
第三章
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第54話 作戦会議


コルコットの町へと戻った一行はまず冒険者ギルドへ行き依頼を達成した報告を行った

その際にルーカスたちがアルフの活躍を話したこともあり、

今回の実績と合わせて特例でシルバーランクへと昇格させてもらえた。


そして報酬を受け取りギルドを出て今度は宿屋へと向かった


宿の一室を借りたアルフたちはルーカスたちと今後どうするかについての話し合いを始めた...



『と、いうわけなんだ』


『なるほど、魔物たちが竜人族たちの里を襲撃したのか……』

ルーカスは神妙な顔つきで何かを考えている


『近頃魔物たちの活動が活発になっていてね。討伐依頼がものすごく増えたんだ。

 それで、僕らも大忙しでね。次から次へと討伐依頼を受けては倒しに行ってを繰り返しているんだ』

続けてルーカスは喋る


(ちまた)では結界がなくなったという噂もあるしね』


『!?』

アルフとネルは驚く。

結界は現在10個の結界石で維持されている。

しかしその抜け道を魔物たちが見つけたのか強力な魔物の出現がちらほら出ているとのことだった


『なぁルーカス。俺たちと一緒に来てくれないか?』

元より少数で旅に出ている。

この人数で里に行き、もし魔物たちの残党がいればかなりの危険が伴う

今は少しでも戦力が欲しいところだった


『それは依頼かい?それに見合った報酬は支払えるのかい?』


『うっ』

アルフの手持ちは少ない。プラチナランクの冒険者を雇うほどの余裕はとてもじゃないがなかった。


『僕らは冒険者だ。依頼があれば命もかける覚悟がある。けれど依頼でないのならごめんだ』

悪いけどね、とルーカスは付け加えた


『それに人間がぞろぞろと竜人族の里に行って竜人たちに会ったらそれは襲撃と思われるんじゃないのかな?

 そういう面でも僕らはいかないほうがいいと思うよ』


そのときオルガルドが口を開いた

『あー…横からいいっすか?そっちの坊ちゃんの言う通りで自分らの集落に人間が大勢来ると爺様(じっさま)たちが大騒ぎするんで勘弁願いたいですわ』


『ワイらの集落が残っていれば、の話だがの……』

とガルヴォルド


『我、一番に逃がされた。だからあの後何が起こったのかよくわからない。教えて』


『あー自分が覚えてる限りでは山羊頭の野郎と何体か魔人がいて俺らも必死に抵抗したんすけど…負けちまってその後は……』


『魔人だって!?』

ルーカスが叫ぶ


魔人とは知能の高い人型の魔物のことだ。その知能の高さと戦闘能力の高さから最低でも上級ランクに分類される魔物だ

『そんなものが複数も現れるなんて……これはただ事じゃ済まなさそうだな……』


『だが俺らにできるのは魔物を片っ端から倒していくぐらいだぜ?』

とマルクスが唱える


『そう…だね……すまないがアルフくん。僕らはここまでだ。次の依頼に行かせてもらう』


『あぁ、わかった……』


そしてルーカス、マルクス、セリアの3人は退室した。


残ったのはアルフ、ネル、ラディア、オルガルド、ガルヴォルドの5人だ


『しかし困ったな……』

この5人で里へ行ったとしよう。そこでもし魔人たちの待ち伏せにあえば間違いなく全滅する。

また魔人たちがいなかったとしても竜人たちが支配されていればとても全員を救うことはできないだろう

アルフはまだ始人の力を十二分に扱うことができないのだから…


『他の集落!行く!我ら集うとき!いがみ合っている場合じゃない!』

ラディアが立ち上がりそう叫んだ


『そうは言ってもお嬢。他の集落のやつらなんて会ったら即戦闘になるっすよ?』


『ワイもそれは止めたほうがいいと思うでな』

反対するオルガルドとガルヴォルド


『魔人と他の集落の竜人、どっちがマシか…だな……』


『他の集落の竜人!我は異論認めない!仲間を集める!』

強く言い切るラディア


『しょうがないっすね。死んでも恨みませんよーだ』


『ワイも雄だ。覚悟を決めるだ』


そうして一行の次の目的は仲間集めとなった。


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