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最弱騎士はそれでも最強を目指す  作者: 多摩樹悠一
第三章
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第48話 羊皮紙


ゴルカが紙とペンを取り出してから30分ほどが経った


その間黙々とアルフたちは見続けていたがラディアには退屈だったようで

ときどきネルのスカートの(すそ)を引っ張ったりしていた


『できたぞ、ほれ』


そう言ってゴルカは一枚の羊皮紙を渡してきた

アルフは受け取ると何が書かれてるのか気になったので見た


しかしそこには何も描かれていなかった。


『何もないじゃん』

『まっさらですね…』

『じいさん一体何を書いたんだ?』

『…?』


疑問に思う4人それに対しゴルカは溜息をつき


『その子に渡してみなさい』


そう言ってラディアに渡すよう促した


アルフがラディアに羊皮紙を渡すと不思議なことが起こった


なんと羊皮紙に地図が浮かび上がったのだ。


『じいさんこれは?』

ガウルが聞く


『竜人の魔力は他の種族のものとは違う。竜人の魔力にのみ反応する地図じゃ』


『何でこんなものを描けるんだ?』

アルフは疑問に思った


ゴルカはどこからどう見ても人間の老人だった。角もなければ鱗もない。

ならば何も見えないのにこんな地図を描き上げた?

そもそもなぜそんな特殊なインクか紙を持っているのか

疑問に疑問が重なる


『ゴルカのじいさん、ひょっとして…』

アルフがそう言いかけたときゴルカは怒鳴った


『用は済んだじゃろう!さっさと出ていけ!』


こうして4人は家を追い出された。


『な、何はともあれ!これでラディアちゃんを送ってあげられますね!』

ネルがそう言う


『そうだな。そうだ、俺とネルだけじゃ心細いしガウルのおっさんも来ないか?』

アルフはガウルにそう提言した


『俺は若いころ無茶しすぎて腰が悪いんだ。断る』

ばっさりと断られてしまった


『仕方ねーか…』

ちょっと残念そうなアルフであった


そして目的地のわかったアルフ、ネル、ラディアの3人の旅が始まった。

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