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最弱騎士はそれでも最強を目指す  作者: 多摩樹悠一
第三章
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第46話 どこに?


竜人族の里を目指し旅に出た3人

目的はラディアを仲間の元へ(かえ)してやることだ


『なぁラディア、仲間がいる場所ってわからないのか?』


『我らには複数の集落がある。今回襲われたのは我の住む集落だ』


『それで何でラディアは他の集落へ逃げずに王都に逃げてきたんだ?』


『竜人はよそ者を嫌う。それは他の集落の者も同じ。下手に近づけば殺されるかもしれない』


『そ、そうなのか……恐ろしい種族だな……』


『あの、ところで竜人族の里ってどちらにあるんですか?』

ネルが素朴な疑問を発した。


するとラディアは黙った


『…』


『『…?』』



そして重たそうに口を開いた



『我、場所知らない。我は転移石を使って逃げた』

そう言って光を失った石ころを見せるラディア。


転移石とは魔法石に転移の魔法を記録したものだ。

一度使えば効力を失う上に転移の魔法自体が高位なものなので

魔法石に込められるのはせいぜい一人分。それも片道だけだ。


『あの、もしかして私たち…手詰まりじゃ?』


『『…』』


『どなたかご存じの方とかは…?』


『……我ら竜人族は人目に付かない場所に集落を作る。よそ者に見つからないために』


『それは……困ったな……』


アルフは考えた。竜人族の里の場所を知っていそうな人物を。

王国や魔法国、いてもおかしくないだろうが何しろ外交を閉じている種族だ。

記録にない可能性が極めて高い。


そのときアルフの頭に一人思い浮かんだ。


『そういえば俺、竜人族の話聞かされたことがある。』


『えっ!?どなたにですか!?』


そういたのだ。アルフに世界の様々な知識を教えてくれた恩人


『ガウルのおっさん……』


アルフの思い出がよみがえる


「アルフ、この世界にはいろんな種族がいるんだ。人間、エルフ、小人、獣人、魚人とかな。

 あぁ、あと竜人。こいつらは普段外に出ねーからお目にかかったことのあるやつぁ滅多にいねぇ

 けどよぉ、ここだけの話。俺ぁ会ったことあるんだよ。どうだ、すげーだろ?」


『『ガウルのおっさん…?』』


『二人とも、行き先が決まったぞ。カルミール村だ』


こうして3人の目的地はアルフの故郷であるカルミール村へと(さだ)まったのであった。


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