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最弱騎士はそれでも最強を目指す  作者: 多摩樹悠一
第三章
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第43話 休暇


『測定不可ってどういうことなんでしょう?』


『えーっと、強すぎて測定の範囲を超えた場合か能力値の振れ幅が激しい場合に起こると聞いてます。』


『私の知る限りではリーザ様が測定をされた際に出たというぐらいですね…』


『じゃあ、後者ですね!俺なんか始人(しと)らしいので!』


『えぇ!?貴方がっ!?』

クールな受付のお姉さんがこれまで聞いたことがないような大きな声で驚く


『えっと……』


『人生何が起こるかわからないものですね』


そう言いまとめたのであった。



神殿を後にしたアルフはこの後どうしようか考えていた。


休暇と言っても何をしていいのかわからない。

騎士団の訓練場に行って訓練をしようかと思ったが体を休めることも大事だと言われ追い出されてしまった。


城下町をぶらぶら歩いていると話しかけられた


『お、田舎から来たにいちゃんじゃねーか!久しいなぁ!』


だれだ?と一瞬思ったが牛串を売っているオヤジさんだ(1話参照)


『本当に久しぶりですね、なんだかあれから色々ありすぎてすごい昔のように感じます』


『そっかぁ、兄ちゃん随分と顔つきが変わったんじゃねぇか?前はひょろひょろだったのによ』


『そうだと嬉しいですね』

アルフは笑顔で受け答えする


『っというわけでどうだい?バルバロッサ名物牛串!一本3銅貨だよ!』


『はは、商売上手ですね。えぇいただきます』

そう言ってアルフは懐から財布を取り出す


そのときドンッっとだれかがぶつかってきた


見れば汚れたフードを被った少年?少女?だった


『君、大丈夫?』

アルフが心配し声をかける

するとその子供はアルフの財布を引ったくり走り出した!


『え!?』


『お、おい!兄ちゃん引ったくりだ!追いかけろ!』

屋台のオヤジさんが叫ぶ


あの財布にはアルフの全財産が入っている。

盗られるのはさすがにまずい!


アルフは全力で追いかけた


しかしその子供は子供とは思えない速度で走る


アルフが追いつけないのである


『やぁっ!!』

前方でだれかがひったくり犯を捕まえた

それはネルだった。


『アルフさん!大丈夫ですか!?ちゃんと捕まえ…って暴れないで!』


子供はジタバタと足掻く


アルフが追いつき子供から財布を取り戻す

その際に子供のフードが外れる


その子供は頭部に尖った小さな角に小さな八重歯を生やしていた


『竜人族…?』


ネルがそう呟いた

いつも読んでいただきありがとうございます。

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