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濡れた体

ベリアルにハヤトはとある薬師の依頼を受け、薬の原料となるダンプローパーの目を獲ることとなった。


「ダンプローパーは触手攻撃が厄介だ、一度捕まると抜けられなくなるから注意するんだよ!」


「ふん、お前もな!」


ベリアルとハヤトは互いに注意をかけ、洞窟に潜り込んだ。

洞窟の中は臭く、スライム系のモンスターや毒を持つモンスター、麻痺させるモンスターなど特殊能力を持つモンスターが多くベリアルとハヤトは苦戦する。


「ファイア!!」

「剣の舞!!」


攻撃を叩き込むベリハヤだがハヤトは毒を食らってしまう。


「大丈夫か!?」

駆け寄り手当するベリアル。


「ありがとうベリアル」

ハヤトは礼を言いながら微笑む。

ベリアルもハヤトの笑顔で自然に笑顔になる。


少なくともハヤトはベリアルにとって心の支えとなっていた。

それは一方にも同じ事が言えた。


互いのHP、MPに気を配りながらしばらく突き進むと一際目立つ扉が見えてきた。


「さあこの穴に石を嵌めるんだ!」

そしてベリアルとハヤトはついにダンプローパーの元へとたどり着く。


ダンプローパーは全身が粘液に包まれ数本の細長い触手と共に身体をウニョウニョとさせている。


「君に恨みは無いけど素材を手に入れるには止むを得ないんだ、全力で退治させてもらうよ!!」


そして勇者ベリアルと遊び人ハヤトはダンプローパーに斬りかかった。

ふとそんな時、ボスの危機を感じ取ったのか沢山のスライムがダンプローパーを守るように立ちはだかる。


「くそっ、スライムか!!」

「ファイア!!」


ベリアルは炎でスライムの群れを焼き尽くす。


しかしベリアルはそこで大量のMPを消費した。


「魔法が無くても俺には剣がある、心配無用だ!」


「でもダンプローパーは通常攻撃じゃ中々ダメージ与えられないよ!」


「くっ、今日の所は引くしかないか、ハヤト!戻るぞ!」


ベリアルはガシッとハヤトの手を握り逃げる事にした。

ベリアルとハヤトは無我夢中で洞窟から出ようと走る。


そんな時、ハヤトはバランスを崩し手をベリアルから離してしまう。


ベリアルはその事にも気付かず一目散に逃げ出している。


そして入り口まで逃げ出したその時の事だった。


「何!?ハヤトがいない!!?」

そこでベリアルはハヤトの手を何処かで離してしまった事に気づく。


「畜生!!」

ベリアルは再びハヤトを救い出そうと洞窟に入っていった。


ーーーベリアルとはぐれてしまったハヤト。

粘液に塗れた洞窟の表面。

グジュグジュと気持ちの悪い音が空間に響く。


「しまった、ダンプローパーの触手に捕まってしまった、これでは振り解けない…!」

ハヤトはなんとダンプローパーの触手に捕まってしまったのだ。


ハヤトの全身はダンプローパーの触手によって塗れていく。


(着物もグジュグジュになっちゃった、めいみちゃん怒るだろうなぁ…)


ハヤトは自分よりも、今はこの世にいない少女の事を考えていた。


そして液の湿り気で重くなってしまった衣装はダンプローパーの触手によって投げ捨てられる。


「あ、そこは…!」

触手はあらぬ方向にハヤトを襲い、この中に触手を埋め込んできた。


「あ、いやぁぁ…!」

ハヤトはもがき触手から逃れようとするが逃れられるはずもない。


ハヤトが触手を振り解けない事をいい事に触手はハヤトの身体をいじくりまわす。


「い、いっその事殺して…」

苦痛と恥ずかしさからハヤトは口を漏らしてしまった。


『お姉さん…』

そんな時少年のような声がしてきた。


「え…?」

ハヤトはモンスターがこう言っているような空耳を聞く。


「あ、身体が熱い…!」

ふとそんな時、ハヤトの身体に異変が生じた。


ぐんぐんと何かが押し寄せてくるような、ハヤトの二つの紅のボタンが棒のように伸びてきた。


「な、何するつもりなの!?」

ハヤトはローパーに怒鳴る。


『殺しはしないよ、ただ、僕好みの身体に変えるだけ、優しかったお姉さんの身体みたいにね…』


「ね、姉さん!?君は元人間なのかい!??」

そんな時光の閃が触手を斬り、ハヤトは地面に崩れ落ちようとする。


ベリアルが慌ててハヤトの少女のような身体を抱きとめる。


「ベリアル…」

「ハヤト、すまない、手を放してしまって」

そしてハヤトを地に降ろすベリアル。


「ふう、回復の壺がすぐそこにあって良かったぜ、宿屋になんか戻ったらどうなっていた事やら…」


そしてベリアルは剣を構えた。

「ダンプローパーよ、俺の愛するハニーをこんなにして覚悟は出来てるんだろうな?」


『僕の邪魔をするなあぁ!!!』

ダンプローパーは怒り狂いベリアルを攻撃してきた。


「ボムゾーマ!!」

ベリアルは巨大な火の玉でダンプローパーに大きなダメージを与える。


『グアアァッ!くっそ!!』

「往生際の悪い、とっとと死ね!!」

ベリアルがダンプローパーにとどめを刺そうとした時ハヤトがかばいに出る。


「ベリアルやめろ!!」

ダンプローパーを庇いに出るハヤトにベリアルは狼狽える。


「ハヤト!?何故そいつをかばう!!」

「よくわからないけど、こいつは悪い奴じゃ無いと思うんだ!」

「しかしモンスターなんだぞ!!」

「モンスターだからって皆んな殺していいわけは無いだろう !」

「しかし…」


そんな時、ダンプローパーが口を挟む。


『ごめんね、君が死んでしまったお姉さんにそっくりだったから…』

ダンプローパーが罪悪感に涙を流す。


「ううん、もう良いよ、君も辛かったんだね」

ハヤトはダンプローパーを優しく抱き悲しみを共有する。


ベリアルはその状況を?マークを並べて見ている事しかできない。


そんな時ダンプローパーの身体が薄くなる。


『僕もどうやらお姉さんの所に帰れるみたいだ、遊び人さん、ありがとう!』


「ダンプローパー、いやロビン、お姉さんと仲良くやるんだよ」


ハヤトは涙を流しながらダンプローパーを天に見送る。


「なあ、一体何だったんだ?」

「何でもない、あーあ任務失敗しちゃったね♪」


ハヤトはそう言うも満足げに衣装を拾う。


「こんなカピカピになっちゃったよ、めいみちゃん怒るだろうなぁ」


そしてハヤト達は衣装を魔法によって修復させ宿屋に戻った。


それ以来ハヤトは下の棒だけでなく、上の棒のようになってしまったボタンを弄るようになってしまっていた。


「ハァハァ、駄目!」

そんな時ベリアルがハヤトの身体を抱く。

ベリアルは黒い棍棒を硬直させている。


「すまぬ、やりたくなってきた…」

ハヤトも自身の三つの棍棒が硬直している。


「もう、変態なんだから♪」

ベリアルとハヤトは抱き合い愛を共有した。


「「ハァハァ、愛してんぜ!」」

やがてピークになった二人は白い銃弾を発射させる。


「ハヤト、お前胸のものからも水鉄砲が…!」


ハヤトの胸のものからも透明の銃弾が出てくる。


「気にしないで、僕は今の身体を気に入っている」

そして二人は幾度か果てた。

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