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生と死 表裏一体を超えろ  作者: 敬愛
歳を取って変わった価値観
16/25

本当の幸福とは ~死に思いを寄せて~

 お久しぶりです。さて立夏も近づいてきましたが、皆様まだまだ新しい環境で 戸惑いながらも新しいスタートだ!と意気込んでいる事と思います。 


 私は人生の機微に疎く 全く風流さのない武骨な男で植物や動物を愛でる事などまるで頭に無い冷たい人間です。


 前置きが長くなりました。


 人は生きてそして死にます。幸せとは何でしょうか?誰も知らないですよね。今、自分は幸せと感じられる方は正しい道なのでしょうね。


 最近1つ考えさせられたエピソードがありますのでそれについて短く語らせて頂きたいと思います。


 先日亡くなられた「ラーメンの鬼」こと佐野実さんの話です。

 ラーメンを愛した彼は刻々と近づく死の恐怖と闘っていたでしょうが、どうしても愛するラーメンを最後に食べたかったのでしょう。奥さんに頼みました。佐野さんの妻はラーメンを愛した夫の気持ちが痛い程わかるでしょうからラーメンを食べさせます。しかし、佐野さんの健康を心配してラーメンのスープを薄めて出しました。佐野さんは麺を10本程食し「薄いよ、不味いよ」と仰られました。

 

 それが彼の最後の言葉となりました。


 奥さんは夫を述懐して「ラーメンしか趣味の無い人でした」と仰られました。

 さて皆様はこのエピソードどう思いますか?私はまだ中年ですから死にはしませんが、夫と妻の愛とは、本当の幸福とは、死ぬ前に本当にしたい事とは、考えた事がありますか?



 私だったら最期は美味いラーメンを食べてから死にたいです。

 奥さんの気持ちは私には当然分かりません。もしかすると一秒でもほんのコンマ0.1秒でも長く生きていてほしかったのかもしれません。


 死について深く考えさせられたニュースでした。少し泣けてきちゃいますね。私は。


 キューブラー・ロス著の「死の瞬間」など未読でしたら読まれたらいかがでしょう? 私は一頁目読んで閉じましたけどね笑

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