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大罪の神器  作者: Teko
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大罪の神器 *用語について*

注意事項


・一部ネタバレが含まれます。


・今後も更新されます。


・紹介は登場した順番となります。


・書き損じがある可能性があります。


・大罪の神器の詳しい概要は別ページへ。

           *序章編*



・輪廻の間


女神イミエルが普段住んでいる所であり、イミエル達が管理する世界の迷える生物の魂を管理、浄化する場所。


星空のように綺麗な空間であるが、その星々は生物達の魂であり、輪廻転生を行なう場。


魂は光球となり、ゆっくりと前世の記憶を浄化していく。


・大罪の神器


世界のバランスを崩しかねないと、女神イミエルが主人公フェルトに回収を依頼する七つの魔道具。


傲慢、強欲、嫉妬、憤怒、色欲、暴食、怠惰の七つであり、その全てが人体の一部(義眼、義足、義手など)であり、どれも人体そっくりな作りとなっている。


能力が極めて強力な挙句、負の感情がエネルギーということもあり、能力の使用時のエネルギー消費が実質ゼロということもあり、歴史を塗り替える戦争時にはよく使用されたとイミエルより説明されるが、あまりに強過ぎるためか、世界にはほとんど記録がない。


元々は神との戦争に勝つために、大昔の大国の錬金術師が作ったとされる神殺しの魔道具。


作られ方と材料に問題があり、その材料とされた人間の悍ましき怨霊が宿ることとなり、それらを作った大国を滅亡させている。


作られた当初は『宝具』として語られるつもりだったが、怨霊の件と国の滅亡という背景により『呪具』と呼ばれ、最終的にはイミエルの確認により『神器』に成長してしまったとされている。


神器となった今では怨霊も落ち着いたようだが、使用者は選ぶようで、意思のようなものはあるらしい。


神力(しんりき)


女神イミエルが持つ、神専用の力。


・祝福の日


転生先の世界の祭日のひとつ。教会や神殿などで感謝と祈りを捧げる日。



          *幼少期編*



・オルドケイア大陸


フェルトが住んでいる大陸で、四大大陸のひとつ。


王都と聖都オルガシオンを中心に管理されている大陸で、『聖女の巡礼』により、魔物の被害も劇的に軽減化されている珍しい大陸。


・ヴァース村


フェルトが住んでいる村であり、故郷となる村。


ヴァース山脈付近の山間の村であり、元々は冒険者の寄り合いの村として作られた。


『聖女の巡礼』の影響もあってか、冒険者の魔物の狩場として貴重な場所として作られ、今度は冒険者達を相手にしていた商人達が、このあたりの森林に目をつけ、新たな商売をする拠点となった背景がある。


大きく立派な教会があることが特徴的。


・聖女の巡礼


オルドケイア大陸で行われている儀式。


主に地脈の管理を行なうことを目的とするものであり、そのお陰か、魔物の脅威や魔力の関連による病気などを防いでいる。


地脈の魔力溜まりがあり、その目印として教会が建てられており、毎年半年かけて行われる儀式。


ちなみに王都では六の月あたりに行われ、ヴァース村では秋頃に行われており、時期等はズレることもある。


・聖女


聖都オルガシオンに聖力(せいりき)を持って生まれてくる女のことを指す。


『聖女の巡礼』を行なう中心人物であり、短命だとも言われている。


・狭間の空間


フェルトがいる世界(現世)と輪廻の間(冥界)との間に女神イミエルが設けた空間。


輪廻の間とは違い、真っ白な空間が広がっており、フェルトとイミエルが話し合える場。


教会などでフェルトが祈りを捧げ、イミエルが応えた時のみ来れる場所。


・魔眼


非常に膨大な魔力が秘められた眼であり、特殊な能力を備えているものも存在する。


遺伝子的ではなく、突発的に発生することから、かなり希少性が高く、そして宝石のように輝く瞳であることから、奴隷商などがこぞって狙いに来る背景があり、高値で取引されることがある。


・聖都オルガシオン


神オルガシオンを信仰し、聖女が住まう大都市。


歴史が古く、趣きのあり、とても大きな聖殿と活気の良い都というのが印象的とのこと。


・獣人


人の姿に獣の耳や尻尾などをつけた状態の亜人種の一種。


犬型や猫型、ウサギ型など様々な獣人がいる。



       *王都編 消えた貴族嬢達*



・王都バルデルセン


オルドケイア大陸の中心都市であり、王都の名の通り、王族が住まう大都市。


王城を中心に町が円形状に広がっており、商業区、学園区、住宅区などに分かれている。


種族間などの差別的概念も少なく、とても住み良い国で治安もとても良い。


・王立バルデルセン魔法騎士総合学校


フェルトが通う王都バルデルセンにある学校のひとつ。


歴史が一番古く、王族が設立したとされる学校で、元々は王宮魔術師や騎士など王族に仕えることを前提とした教育機関として設立された。


近年では、平民の学力等に問題があり、もっと学びの場を与えようという働きから、種族や出自など問わず受け入れる学校となっている。


騎乗士(ライダー)


魔物を使役し、背中に乗って戦う戦士のこと。


・冒険者ギルド


『小さな冒険』『世界を回す宝船』『叡智の探求』『魔の追及者』『英雄の盃』の一括りに呼んでいる総称。


 ・小さな冒険

  俗に言う冒険者と呼ばれる人達。

  仕事内容は、魔物の討伐から雑用まで何でも。

  基本、誰でも登録可能。

  階級制度ありで、FランクからSランクまで。


 ・世界を回す宝船

  商業ギルド。

  仕事内容は、商売なら何でも。ただし合法的なものに限る。

  町への出店の手伝い、旅商人としての教え、商売の仕方、物資の取引など、商売意欲のある者ならば登録可能。

  階級制度なし。


 ・叡智の探求

  探索ギルド。

  仕事内容は、歴史的遺物などの探索から、商業ギルドに卸すための魔石の採掘、魔物の素材などを取り扱うなど。

  基本、誰でも登録可能だが、学者や探窟家などが登録している。

  階級制度なし。


 ・魔の追及者

 『小さな冒険』を登録後、ある程度の魔物の討伐数を成したいる人間のみが所属可能。

  仕事内容は、魔物の討伐や『叡智の探求』と共に魔物の素材を剥いだり、魔物についての研究、使役する手助けなど、魔物関連の仕事。

  階級制度ありだが、『小さな冒険』から成り上がる形なのでCランクからSランクまで。


 ・英雄の盃

  どこかのギルドに所属しており、人柄や能力は勿論、世界に貢献するような活躍をしたものが所属可能。どちらかと言えば称号に近く、八人しか存在しない。

  階級は全員Sランク。


・犯罪ギルド


犯罪者組織の総称。主に強盗や暴行、詐欺などの犯罪行為を行なう組織を指す。


・ブラックギルド


犯罪ギルドでも、人々を酷く脅かす存在の犯罪組織の名称。


・雷鳴


王立バルデルセン魔法騎士総合学校を主席で卒業した平民出身者の通り名。


その名で呼ばれる所以となったのは、二年前に王都付近で起きた魔物の大量発生事件『モンスター・ディザスター』での活躍を認められたこととその戦いぶりから付けられたとのこと。


その戦い方は独特なもので、抜刀術を起用し、風系統の派生、雷を纏い、稲妻が走っているかのような神速の剣技を使用する。


その実力から卒業した時から特殊騎士部隊に所属している女性であり、フェルトは心当たりがあるようだが、その正体をフェルトはわかっていない。


・錬金術


古代魔法のひとつで、大罪の神器を作りし元凶の魔術。


ユクシリア大陸を中心に使用された歴史があるが、そのユクシリア大陸の中心国が失われたことをきっかけに衰退した魔術であり、現在は禁術とされている。


・ユクシリア大陸


四大大陸のひとつで、神との戦争があった歴史を持つ大陸。


魔法の始祖の国として色んな魔法の研究が盛んに行われており、栄えた歴史があるが、行き過ぎた魔法研究が神域を犯すこととなり、のちに神との戦争が始まることとなる。


その終結については諸説語られており、戦力が差分化されて仲間内で殺し合った、錬金術で神域に更に踏み込んでしまい、神罰を受けた、自滅ではなく、錬金術自体が失敗して、ただただ敗北したなど。


だが女神イミエルの話だと、神との戦争に勝つために錬金術で作った武器『大罪の神器』により自滅というのが本当のところ。


だが神は許すことはなく天災が発生。海は荒れ、大地は割れ、空は裂かれ、一部が砂漠化している。


笑顔の(スマイル・)娯楽提供者(エンターテインメント)


ブラックギルドのひとつ。


非合法の商業ギルドで、人身売買、違法物の取引など、犯罪に触れる商品や情報などを秘密裏に売っている。


死の芸術家(デス・アーティスト)


ブラックギルドのひとつ。


殺人ギルドとして名を上げている組織。だがほとんどの情報が不明とされており、英雄の盃も苦戦を強いるほどの組織。


・ナジン


フェルト達がアーディルの飛空艇から脱出した際にたどり着いた小さな村の名前。


・ユースクリア砂漠


ユースクリア王朝跡地を中心とした一帯の砂漠の名称。


その砂漠の下には膨大な遺物が残っているのではと囁かれている。


・神話戦争


ユクシリア大陸で太古の昔に起きた人と神の戦争の名称。


・ユースクリア王朝跡地


ユースクリア帝国の跡地。


錬金術をはじめとする魔術で栄えていた国であったが、その神域を覗き見たことで、神の怒りを買い、戦争となったが、その神殺しの魔道具『大罪の神器』を作ったことを最後に自滅した歴史があるが、それを知っているのは、女神イミエルとフェルト・リーウェンのみである。


・ファバルス王国


ユクシリア大陸の王国のひとつ。


砂漠地帯の一角にある国で、外交は環境の関係上、極めて少ないが、とても治安が良く、ある魔術により栄えた歴史ある国。


・サンド・ワーム


ユースクリア砂漠を住処にしている巨大な蛆虫型の魔物。


基本的にはパパピニア側の砂漠地帯に生息しており、ユースクリア砂漠の向こうに人が行きづらい原因となっている魔物。


だが、この魔物の生態や特性を調べることで、ユクシリア大陸の歴史を知ることができる希少な魔物でもある。


性格は臆病で余程のことがない限り、襲ってくることがないが、たまに砂漠から出てきた際に運悪く呑み込まれた人もいるらしい。


・パパピニア


ユクシリア大陸の国のひとつ。


港町を構え、表向きはとても交流的で活気のある国なのだが、裏では違法的に奴隷取引や砂漠での強制労働を行わせることがあるなど、黒い噂も囁かれている国。


ファバルス王国と違い、ユクシリア大陸としては珍しい、砂漠化していない区域の国。


・サラマンダー乗り


ビストアンカを拠点とするユースクリア王朝跡地などの観光案内や運び屋などを生業としている。


・ビストアンカ


ユースクリア砂漠を抜けた先にある町。


ユースクリア王朝跡地から一番近い町ということもあり、観光客などをターゲットにしたような商売を生業としている商人等が多い。


・流行病


ユクシリア大陸で定期的に起こる流行病。


魔力磁場による神経病で、魔力の乱れにより、体内の魔力の流れが乱れ、身体の不調を訴えるもの。


発端の原因は、神話戦争の天災で発生したとされ、その際に発生した魔力の乱れ(魔力磁場)が原因とされている。


発生区域はユクシリア大陸全土で、各地で二、三年周期で転々と発生するという。


・占術


ファバルス王国で重宝されている魔術。


占術師と呼ばれる者達が未来予知などを行い、国を導いてきた背景から、ファバルス王国では馴染み深い魔術とされている。


だがこの未来予知は、ひとりの占術師につき、ひとつしか未来を見透すことができず、しかも連続の使用も難しいことから、確実な未来予知ともされていない。


そのためか、他国では詐欺魔法とまで蔑まれていたりする。


・ダイオ・オルチン


人工毒。


犯罪者などから情報を聞き出したり、奴隷などを言うことを聞かせるために使われる自白、拷問用の一種。


上記の使い方を想定してあるためか、極めて殺傷性が低く、生物に体調不良を与えることに特化した毒物で、更にはその特性から抗体が作られづらい背景がある。


専用の解毒薬か上級治癒魔法術師でもない限り、解毒が難しい。



        *王都編 双子の聖女*



・モンスター・ディザスター


魔力の乱れに生じて魔物達が大量発生、暴走状態になる自然災害のひとつ。


魔力の乱れなどの様々な影響により、規模はランダム。


オルドケイア大陸では、『聖女の巡礼』を行わなかった翌年、二年前にそれが大規模で発生してしまった。


原因は今まで管理されていた魔力が、されていない状態で放置されたことが要因とされる。


・聖女祭


王都バルデルセンで行われる聖女ラフィ考案のお祭り。


聖女の巡礼を行なう前の英気を養うという名目で開催されることとなっているが、本当に聖女の趣味ばかりのお祭りだとか。


・聖堂騎士


聖女専属の騎士。


聖女と神を守る騎士として、代々受け継がれており、カルバドス家がその統率を担っている。


魔糸(まと)


魔力の糸。主にパペット系の魔物やドール・マスターなどが使用する。


・パペット・マスター


上位悪魔種の魔物。


見た目は木製の操り人形でサイズも小柄だが、魔糸を使って人や死体を、手に持つ操作板で操り攻撃を仕掛けてくる。知能も高く、人語も多少の理解がある。


       *魔法都市編 幼馴染の行方*



・『大罪の神器』専用マジックボックス


女神イミエルがフェルトに渡したマジックボックス。


手の平に収まるほどのマジックボックスで、『大罪の神器』のみ入れることが可能。


フェルト以外の者が持とうとすると、持ち上げることが不可能な重さになったり、魔法の影響も一切受けない。


・レッグボア


獣型の魔物。


主に草原地帯に生息している一般的な魔物であり、新人冒険者向けの魔物だったりする。


魔物肉の主食として用いられるため、重宝される。


・エッグワーム


虫型の魔物。


新人冒険者向けの魔物だがあまりに弱いため、一般人でも倒すことが可能な魔物。


だがレッグボアほどの大きさがあるせいか、気色悪いとされている。


・バンデット・ラビット


バンダナや眼帯を付けた兎型の魔物。


素早い動きで翻弄しながら武器や道具などを奪う、危険度Bランクの魔物。


生息域は迷宮(ダンジョン)でのみと報告されている。


・神隠し


ヘールポート大陸で起きる自然災害のひとつ。

その被害に遭った人物が忽然と姿を消すことから由来する。


条件が整い、魔力同士の対衝突から発生し、その空間の人物等を呑み込み、少なくともヘールポート大陸に存在する迷宮(ダンジョン)のどこかに放り出される。


ヘールポート大陸では長年に渡る社会問題とされており、最低でも一年に一回以上発生し、行方不明者を出している。


その被害者の生存率は極めて低く、大体は冒険者が死体や白骨体を見つかるのが一般的とのこと。


・ヘールポート大陸


四大大陸のひとつで、冒険者憧れの地のひとつとされている。


魔力濃度が濃い国で、魔法都市があることから魔法の研究なども盛んに行われている大陸であるが、冒険者憧れの地とされる理由としては、迷宮(ダンジョン)が多く存在し、その中には世界最大の迷宮(ダンジョン)も存在し、一攫千金を狙ったり、腕試しに挑むなどがある。


ただ神隠しの件もあることから、基本的な移動は蒸気機関車での移動が多く、魔力のコントロールが上手い者でなければ空を飛ぶことなど困難であったりする。


迷宮(ダンジョン)


世界各国に存在する魔物の巣窟の名称。


魔力の磁場の乱れなどで自然発生し、フェルト達が住む世界とは異なる次元というかたちで発生するが、時間経過の流れなど、特に変わることはない。


・タムダム


ヘールポート大陸行きの列車の駅がある町のひとつ。


・蒸気機関車


ヘールポート大陸と一部の別大陸を走る機関車。


ヘールポート大陸での移動はこれが日常的であり、魔力の流れが安定している地脈の上を走るよう設計されているため、安全な移動手段とされている。


立案者は『トモヤオダギリ』という人物。


・マシュバック


オルドケイア北方を始発とする列車の終点で、ヘールポート大陸の玄関口と言われる町。


他大陸から訪れた人達はここからヘールポート大陸の全域に乗り換えられるようになっている。


・封印術師


危険な魔物や魔道具の封印、監獄などの受刑者を閉じ込めるために術を行使したりもする。


封印の解除の魔法も行えるため、古代の遺跡の封印の解除なども行なう。


ただ性質上、防御魔法や補助魔法を得意とする分、攻撃魔法や属性魔法等は不得意。


・エルフ


南大陸に里を構える亜人種の一種。


三角の尖った耳が特徴的な種であり長命。

その影響もあり、生活感覚などが他種とかなりかけ離れている。


魔法も得意とすることから研究なども行なっている。


・オールドバーク


ヘールポート大陸の魔石の採掘地とされる鉱山の町。


・魔鉱石


魔力の影響を受けづらい素材石。


蒸気機関車を頑丈に作るために起用された鉱石。


魔力の影響を受けづらい理屈は、内包されているそもそもの魔力が多く、外からの魔力の受け付けづらいということ。


人間殺し(ヒューマンキラー)


エヴリンの通り名。


・魔法都市エンディムヘイム


魔法の研究などが盛んに行われている大都市。


アルフシェイドの塔が象徴の都市であり、その塔を中心に街が広がっている。


アルフシェイドや魔法学園アイムハーツなどがある影響からかなり人が集まりやすく、管理を円滑に行なうためか、複数の代表者も存在する。


・アルフシェイドの塔


原初の魔法使いとされるアルフシェイドが建てた塔。


世界初の人工迷宮であり、今現在もその塔が伸び続けているとされており、迷宮(ダンジョン)には宝が湧き続けたり、強い魔物なども次々と現れたり、世界の情報が図書館に自動取得されるなど、冒険者にとっては色々な意味で憧れの地となっている。


一層から十層までは改造し、魔法学園アイムハーツや迷宮の受付、居住区が存在する。


・魔法学園アイムハーツ


アルフシェイドの塔に存在する魔法使い育成学校。


各国より魔法を学んだり、研究を行なうために人々が集う。


主に三層から七層までが区域であり、吹き抜けたかたちとなっており、空を飛んで移動を行なう生徒や魔法使いが存在する。


・王都ヴァラキア


魔法都市エンディムヘイムを管理している王都。


管理しているのは第三王女殿下とのこと。


・マンドラゴラ


植物型の魔物。


万病に効く薬の材料として重宝される反面、不吉の象徴とされている魔物。


・禁魔術研究会


ヘールポート大陸をはじめとする、煙たがられた魔法研究者達が集まった非合法組織。


非人道的な実験や禁忌に触れるような実験などを積極的に行なう関係上、ブラックギルドと同格として扱われてる組織。


・ゲボルドウルフ


獣型の魔物。


基本、四足歩行で走行してくるオオカミ種の魔物だが、下半身がかなり安定してるため、二足で立ち、切り掛かったりする。


基本的には群れで行動し、連携も得意で、確実に仕留められそうな行動を正確にとってくる。


・アダプウーパー


爬虫類型の魔物。


人を丸呑みできるほど大きな口を持った大型のトカゲ。


見た目は、大きさを除けば、点目のクリッとしたつぶらな瞳から無害そうに見えるが、性格はかなり狡猾で、複数の舌のうち、わざと一本を囮に使い、獲物を餌場である水辺まで誘い込むという周到性をみせる。


・ガーゴイル


下級悪魔種の魔物。


普段はコウモリの翼に骸骨に皮を貼り付けたような頭を持つ悪魔の姿を模かたどった石像の姿だが、人などが近付くと目が赤く光り、襲ってくる。


・エミダム・ミケール


バダル・ミケールの祖父にあたる人物。


人の魂の融合という危険な研究を行なっており、被験体となった人達は狂乱したり、廃人になったりしている。


そのため危険人物と認定され、エンディムヘイムから追放されている。


人をスライム化する霧を開発するなど、研究者として優秀ではあるが、それが正しく使われたことはない。


・ウェルター・アルフシェイド


原初の魔法使いとされている人物。


フェルトが『強欲の義眼』でバダルを見た際に浮かんだ名前であるが、本人なのか、偽名なのかは不明である。


・獣化解放


獣人が獣化する現象。


五感神経と身体能力の飛躍的な向上がされ、見た目も獣になるが、ハーフの場合は人型のまま強化されるかたちとなる。

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