第四百九十六話『「若いもん」呼ばわりされたのにゃん』
第四百九十六話『「若いもん」呼ばわりされたのにゃん』
《正体見たり。『どこかのおじいにゃん』にゃん》
∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽
「正確にはにゃ」
『どこかの、
「名も知れにゅ一輪の花」
のようにゃ、おじいにゃん』
「にゃんよ」
「一輪の花って……。
——またなぁに、
アホなこといってんだか。
んでもまぁ、
その努力とやらに免じて、
こっちも、
『はな』
でもって、
お返しなのわん——」
『はいはい、なのわん』
「ふにゃにゃ。
にゃんとまぁ。
愛しのミーにゃんから」
『鼻で、
あしらわれたようにゃ返事』
「にゃあんて、
寄こされたのにゃん」
《にゃにはともあれ、お話の続きを始めるのにゃん》
∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽
『なぁんともはや、
いまいましいっ!』
「ほら、見てくだされや。
あぁんなにも、
めったやたら、
と」
『生ゴミ』
『プラゴミ』
『金物ゴミ』
『粗大ゴミ』
「それからそれから、
……ええいっ!
とにかくっ。
ありとあらゆるゴミを、
森路いっぱいに、
散らかしおって。
まったくもって」
『最近の若いもんは』
「なっとらん!」
『も、申しわけありません!』
ぺこりっ。
「な、なんと!
——こともあろうに、
『天空の村の守護神』
さまが、わしごときものに。
本来であれば、
声をかけてもらうだけでも、
恐れ多いこと。
なのに、
頭まで下げなさって——」
はらはら。
「——一予想外の事態。
一体どうしたらよいものか。
ぐずぐずしてはおられん。
とりあえずは返事じゃ。
返事をせねばな——
め、めっそうも、
ござりませぬ。
イオラさまが、
おアヤマりになられるなど」
『まぁまぁ』
《と、ここで誰かが『登場』にゃもんで、つづくのにゃん》




