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ここはどこ?

マイネームイズ ソラノ。目が覚めたら異世界にいた。why? あ、ここまでが前回のあらすじね。

ここからはこの世界の説明だ。多分この世界はいわゆる異世界だと思う。最初は俺もワクワクしたんだけどな……言葉がわからないというトラップがあったんだぜ?


「ここどこだよ……」


そして、俺が今いるのは城の外にある城下町だ。 話が通じないから適当に相槌打ってたら女騎士に連れてこられたんだわ。

おや、酒場かここは。


店の中に入るとジロリと屈強な男たちが女騎士、いや俺か

俺のことを見ている。


「☆・÷3*→5÷々5?」


すると一人の男が近づいてきて俺に何かを言ってきた。 周りの男たちの顔からすると絡まれているようだ。


「何言ってんだよ木偶の坊」


何を言われたのかわからない顔をした男は馬鹿にされたことを感じ取って顔を真っ赤にさせて懐に隠していたナイフを俺に向けて振りかざしてきた。


あ、死んだわこれ。 そして俺の意識は遠くなった。







女騎士Shift



私の名前はシュツエン・コレッキリという。 私は今、勇者様をギルドに連れて行っているのだ。

勇者様は女の私がいうのもなんだがとても綺麗な女性だ。 もし勇者様を怪我させてしまったら……考えるだけで恐ろしい。


「勇者様、こちらです。 このギルド、【鳥の宿り木】で、魔力の量、属性の種類を観ます。 その後にギルドに入るための適性テストを受けてもらいます」



説明を終えギルドに入ると中にいた男たちが一斉に勇者様を睨みつけてきた。 勇者様の顔をちらりとみると飽きた顔で男たちを観ていた。 その態度が気に食わなかったのか一人の男が近づいてきた。



「おうおう、ここはオメーのようなチビガキ貴族がくるようなところじゃねぇんだよ! ガキは家帰ってママの乳でも吸ってろ!」


なんと、下品な男だ。今すぐにでも叩き斬ってやろうか。

すると勇者様はが男に向かって


「ーーーー?」


と言った。なんと言ったか聞き取れなかったがどうやら男を馬鹿にする発言だったようだ。それに激昂した男が顔を真っ赤にさせ隠し持っていたナイフで……ナイフ!? いけない勇者様を守らなくては!


そのとき私は勇者の力を目にしてしまった。

勇者様が一瞬ふらついたかと思うとナイフを振りかぶっていた男がボロボロになって吹き飛んでいた。

吹き飛ばした勇者様は何事もなかったかのように周りを見渡すとそのまま歩き出してしまった。


「これが勇者の力なのか……」



その後、私は受付嬢に任せ勇者様が戻ってくるのを一人で待っていた。

その後城に戻ってから私はギルドで見たことを他の騎士仲間に自慢したことは内緒だ。








つづく







眼が覚めるとナイフ男がボロボロになって倒れていた。どういうこっちゃ……。いや、周りの俺を見る眼がバカにした顔から恐怖に歪んでいるのも訳がわからんぞ!?




つづく

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