第2話 同棲って先生ェ…
はい、どうもkrikerです!
ハーメルン様でも、2話で止まっております(笑)今回メタと下ネタ注意かな?
では!どうぞ!
「ほら、着いたぜパルスィ。」
俺の家に着くと、パルスィは目を丸くしていた。やっぱりこんなデカい(意味深)マンションは幻想郷にはないのだろうか。
因みにあのにやけ野郎(千弘)も別のマンションに住んでいる。パルスィ達が転校する直前までは同じマンションがいいとかなんとか思ってたがこんな事になるとさすがに別のマンションで良かったと思う。
「あなたこんな立派なマンションに住んでたの?てっきり一軒家だと思ってた…」
「え?あぁ、俺も最初はそっちが良かったんだが海外にいる両親が防犯の面で心配だァ!とかなんとか言いだしてな。んで、こっちのオートロック式のマンションになったんだ。」
次の瞬間、パルスィが思いもよらないことを言い出した。
「なるほどね…でもあたしの知り合いの河童が「おーとろっく」は危険だって言ってたわよ?」
「え?なんで?」
そういいながら、鍵をさしロックを解除する。
「だって、そうやって開けた後にその人の後ろをついていけば入れるじゃない?」
「あ…」
しまった!その手があったかぁ…でもまぁ、狙われることも無いしいっか。こんな容姿端麗で女子からもモッテモテ…あれなんかデジャヴ?そんなことは置いといてこんな健全な男子高校生を狙う奴なんてあの某「やらないか」の人ぐらいだし。
「でもまぁ、そのおかげで入れるんだけどね♪」
…あれ?今なんか笑顔でお礼言われた気がする。いやいや、きっと気のせいだ。きっとあれだ。健全な男子高校生によくありがちな女の子が自分に笑顔を向けてくると好きだと勘違いするあれだ。うん、きっとそうだ。
「何やってんのよ…早く部屋に行きましょ?」←意味深ですね。
「ひゃ、ひゃい!」
「ふふっ、ひゃい!って何よひゃい!って…」
あ~、ダメだ。こんなパルスィに勝てる気がしないわ。特に理性が。いや、理性は勝っとかないとダメだな。この小説にR-18タグが付いてしまう。
「何かメタイ事考えてない?」
「いえ!マリモ!」
少年少女移動中…
「ここが俺の部屋。805号室だぜ。」
「最初に予言するわ。あなたは地震が来たら絶対死ぬ。」
「いや確かに八階だけどね?何とか逃げ切りますよ?」
話しながら鍵を開け、先にパルスィを中に入れる。俗にいうレディーファーストだ。急に女の子が来ても、これだけは絶対守る。誰だってそーする。俺もそーする。
「ふふっ、嘘よ。もし何かあったら紫が幻想郷に移動させるわ。それにしても、こんな所家賃が高いでしょ?毎月どうやって働いてるの?」
「あぁ。安心して。某夢の国で働いてるから。」
「…あなた本当にこれ消されるわよ?」
「そういうパルスィさんもメタイじゃないですかヤダー。まぁ、それは嘘でバイトで何とかなるもんだぜ?」
「そうなの?とてもそうにはみえn…」
中に入ってパルスィの言葉が詰まる。なんでだろ?普通に家具とか置いてたらおかしかった?
「…あなた社畜ちゃんね。てっきり内装は無いそうですな展開になるかと思ったのに。」
「やめて!社畜ちゃんって言わないで!前に千弘にも言われたから!」
「ごめんごめん。因みに厚かましいようだけど私の部屋は?」
「あぁ、玄関入って左の部屋に…」
左の部屋は前に母が使っていた部屋なのだが、そこには荷物がたくさん置かれていた。母が使っていた化粧台を置いていたのだがその上には「パルスィへ」と書かれた手紙があった。
「…準備は万端だったみたいね。どおりで、こっちに来る前私の荷物が無かったわけだわ。」
「そういや、昨日寝るときにどさどさって音が聞こえてた気がするな。」
「あなた、なんでそこで見に行かないの。」
「いやだって幽霊なんて平気ですしおすし。」
「この部屋幽霊出るの!?いわくつきじゃない!」
「いや、この部屋じゃなくて五階が出るって聞いたような…まぁ、とにかく霊的なものへの体勢はあるのだよワトソン君。」
「誰がワトソン君よ。せめてちゃんにしてちょうだい?」
「何かパルスィって某化〇語の戦〇ヶ原に似てるような…」
「そうかしら?そんな事より、シャワー貸してもらえる?汗かいちゃった。」
「おう、パルスィの部屋の前だ。んでリビングの隣が俺の部屋。後シャワーの使い方分かる?」
「えぇ、紫に教えてもらったからね♪」
まぁ、確かに今は6月なのにすげぇ暑いもんな。地球温暖化ってやつだっけ?そういや、千弘の奴どうしてるかな?パルスィが入浴中に連絡とってみるか。じゃないと女の子放っておいてまた携帯?妬ましいわって言われかねないからな…
―――――
よし、シャワーの音聞こえるな。
すぐさまコンホというなんか中国か韓国にありそうな名前だがス〇ホと一緒で名前がコンパクトフォンなだけの機器を鞄から取り出す。うちの学校は校則が緩く、授業中以外ならコンホを使っていいというありがちな緩い学校だ。
「生きてるか~?」
すぐさま既読が付く。今やっているのは、全世界でやっている無料通話アプリ「NINE」だ。なんか忍者みたいな名前が愛らしいと世界ではやっている。ってか既読付くの早すぎだろ。一秒もかかってねーよ。多分、同じこと考えてたのか?
「死んでる。兎に角電話しようぜ♪」
死んでたら、電話できねーってか携帯すら触れねーよ。
「もしもし~?」
「もしもし♪デュフw」
「おいキモいぞ。」
「ごめんごめん。ってかパルスィは?」
「バスタイムだ。お前こそ妖夢は?」
「俺は一瞬お前と生き別れた兄弟かと思ったわ。一緒だよ。バスタイム中。」
「それで、明日どうする?」
「んー、兎に角明日一回会おうぜ?もちろん妖夢とパルスィを連れて。」
「おけ。そしたら、あのカフェでいいな?」
「おう。じゃあな。」「じゃーなー。」
…トイレ行きたくなってきた。でもどうしよ、風呂の手前なんだよな…いや!俺は男だ!それに時間もそんなに立ってない!今ならいける!
「よし!GO!」
少年トイレ中…
ふう、何事も無くて良かった。蛇口から水を出し、手を洗う。その時…
ガチャ「あ~、すっとしt…」
「え?」「え?」
「「…」」
「キャアァァァァァ‼」
「ごめんなさあぁぁぁい‼」
第三話へ続く…
読んでいただきありがとうございます!
どうでしたでしょうか…では!次回もよろしくお願いします!