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三人の英雄  作者: C-na
-第一の世界線・弦- 【剣の誓い】 -主人公-ヴェランド=レグルス/エランド=レグルス
17/59

Siblings Memories 全ての終わり。そして【蘇る英雄編】

登場人物


エランド=レグルス (20) ♂

世界を救った英雄。ルシファーとの激闘の末勝利した。

優しい性格で正義感に溢れており、

妹のヴェリスの事を大切に思っている。


ヴェリス=レグルス (20) ♀

同じくエランドと世界を救った英雄。

いつも兄であるエランドの背中を護り続けてきた。

寂しがり屋で、本当はエランドと戦えることで

強さを見いだせていた、そんなところもある。

明るく、そして優しい。彼女の性格が無ければ

今の未来は無かったのかもしれない。


ゾルダート=クロー (27) ♂

エランドの師にあたる男。

攻撃的な性格ではあるが悪い人間ではなく

なんだかんだ人思いな一面も持ち合わせている。

挑発的な態度と口調が特徴だが

特に挑発しているわけではない。


アイフィス=ラグナ (23) ♀

ヴェリスの師である女性。

妖しげなオーラを漂わせているものの

優しく、お姉さん感が半端ではないお姉さん。

ゾルダートに好意を寄せていたのかはわからないが

大事に思っているのは事実である。


シーナ=レグルス (故) ♀

ヴェリス、エランドの母。

ですます、口調が特徴。

どんな時でも優しく暖かな様子で接してくれる

まさに女神といった女性で誰よりも

2人の事を大切に思っていると言っても過言ではない。


ヴェランド=レグルス (故) ♂

ヴェリス、エランドの父。

温厚な性格で、別れを辛く感じているものの

双子に出会えたことを心から誇りに思っており

穏やかな様子でエランドにその旨を伝える。




エランド ♂:

ヴェリス ♀:

ゾルダト ♂:

アイフィ ♀:

シーナ  ♀:

ヴェラン ♂:



『』…マインド


----------------

(元の家へと帰ってきた二人)


ヴェリス「……終わった…んだよね?」


エランド「あぁ。実感沸かねぇけどな」


ヴェリス「なんか…すごくガランとしちゃったなって」


エランド「俺がいない1年は此処で生活してなかったのか?」


ヴェリス「うん…。エランドがもう帰って来ないって思ってたから…ここに住んでいるのが辛いってアイフィスさんに言ったの」


エランド「そっか…悪いな」


ヴェリス「どうして謝るの…?」


エランド「…なんでだろうな…心配かけたから…かな」


ヴェリス「た、確かに心配したけど…でも、戻ってきてくれた」


エランド「おう。もう大丈夫だ」


ヴェリス「うんっ。…」(エランドを見つめるように)


エランド「…? どうかしたか?」


ヴェリス「…髪、伸びたね。エランド」


エランド「え? あぁ…まぁ、1年切らなかったからな……」


ヴェリス「ふふっ、切ってあげる」


エランド「あっ、おい、ちょっと!」


ヴェリス「……本当、大きくなったよね」(鏡に映る二人)


エランド「俺がか? それともお前がか?」


ヴェリス「…どっちも、かな。昔は私の方が大きかったのに」


エランド「そういや…そうだったな…?」


ヴェリス「気づけば同じで…もっと経ったら越えられてて……どんな風に切ろっか…?」


エランド「そりゃ男だからな、ある程度は伸びねぇと……そうだな…いつも母さんが切ってくれてたから…」


ヴェリス「私と同じ髪型にする?」


エランド「バカ、それじゃ変だろ」


ヴェリス「えぇ~…。短くするだけだよ? って、もう…聞いてる?」


エランド「…そういや…魔王軍の残党のアイフィスさんと戦う前、お前…俺と同じように髪、切ってたよな」


ヴェリス「そういえば…そんなこともあったね…2年前…かな」


エランド「もうそんな前か……懐かしいな」


ヴェリス「……本当だね…なんか…すごく寂しいね…っぐすっ」


エランド「おいどうした…? …泣くなって」


ヴェリス「お父さんたちがいなくなって…ゾルダートさん達とも別れて…時間の経過が凄く早くて…」


エランド「時間…か…。変な感じだな」


ヴェリス「…え…?」


エランド「本当なら今俺はここにいない。本当なら死んでたんだから」


ヴェリス「…そうなってたら私は今一人だったのかな…」


エランド「かも、な。だけど違う、俺は生きてる」


ヴェリス「そうだよね…! うんっ、なんでもないっ! さぁ、切っちゃうよ!!」




ゾルダト「なァ? アイフィス」


アイフィ「何? どうかした?」


ゾルダト「……いや、なんでもねェさ」


アイフィ「もう…何? 煮え切らないし気になるわよ」


ゾルダト「……お前は世界に帰るのかァ?」


アイフィ「………どうかしらね…。迷っているところよ」


ゾルダト「エラもリスも生きてる、そしてルシファーも死んだ…。俺達がこれ以上世界に居る理由は無ェ」


アイフィ「そうね、確かに。ここに残る理由は無いわね」


ゾルダト「どうすンだ?」


アイフィ「何故私に聞くの?」


ゾルダト「さァな? ただ、お前が残るなら俺も残ろう。そう決めただけの話だ」


アイフィ「……フフッ」


ゾルダト「あァ? 何だァ?」


アイフィ「いえ、私と全く同じことを考えていたのね。あなたが残るつもりなら私も残るつもりだった」


ゾルダト「ハッ。向こうの世界でお前を待っているやつもいるんじゃねェのか?」


アイフィ「それは私に限った話ではないし、あなたも同じじゃないの?」


ゾルダト「向こうに俺を待つ物好きなんて居やしねェよ」


アイフィ「向こうの人と過ごす時間も良い。だけど、貴方といるのもとても良いなと感じるもの。それに…」


ゾルダト「それに、何だ?」


アイフィ「向こうにあなたを待つ物好きがいなくても、ここにはあなたを待つ物好きがいるじゃない」


ゾルダト「……! お前…」


アイフィ「物好きには物好きなりの人の好き方ってのがあるのよ? ね? 物好きさん」


ゾルダト「…否定しねェよ、物好き女」




エランド「……」


ヴェリス「どうしたの? 剣を見つめて」 


エランド「また…誰か敵が現れると思うか?」


ヴェリス「…どうかな…。私にはわからない…でも…現れたらまた戦えばいい」


エランド「でも……また誰かうしなっ…んぐっ?」(口を塞がれて)


ヴェリス「でも、は使っちゃダメだよ。大丈夫、また誰かが現れたら一緒に戦えばいいよ」


エランド「……そう…だよな」


ヴェリス「うんっ。大丈夫だよ、いつも二人で戦ってきたんだから……だけど。勝手にいなくなるのはやめてね…辛いから」


エランド「あぁ。ごめんな」


ヴェリス「…今日は寝よう」


エランド「だな、おやすみ」



(朝1階に下りてくるとなぜかゾルダートとアイフィスが居て)

ヴェリス「えっ」


ゾルダト「あの野郎まだ寝てんのか?」


アイフィ「あのねぇ、世界を救った英雄よ? 寝坊しようが誰も怒るわけないじゃない? ねぇ、ヴェリスちゃん?」


ヴェリス「あの…どうしてうちにいるんですか…?」


ゾルダト「全て終わったことだから思い出づくりに出かけようっていうこいつの提案だ」


アイフィ「そういうこと、平和になったんだから」


ゾルダト「おら、さっさと起こしてこいヨ」


ヴェリス「は…はいっ!」



アイフィ「元気になって何よりね」


ゾルダト「てめぇも嬉しそうだがなァ?」


アイフィ「あら? 貴方もよ」


ゾルダト「っ。ふん、そうかよ」




ヴェリス「エランド! 起きて!」


エランド「んっ……いや……ね…る…」


ヴェリス「もぉぉぉぉぉ……起きるったら起きる!」


エランド「あと…5分……だけ」


ヴェリス「ゾルダートさんやアイフィスさんも来てるんだよ…!」


エランド「あ…と…5分……」


ヴェリス「………もうっ……本当に5分だけだよ! 見てるからね!」




ゾルダト「……エラを起こしにいってどれだけ経ったんだアイツ」


アイフィ「そうね…やけに遅いわ。20分くらいかしら…」


ゾルダト「見に行ってみるかァ…」


アイフィ「えぇ…。エランドくーん、ヴェリスちゃ……」(2階に上がり)


ゾルダト「……なんだこいつら…」

(エランドもヴェリスも寝ており)

アイフィ「ミイラ取りがミイラになるってまさにこういう事ね……」


ゾルダト「さっさと起きろ! ぶっ殺すぞォォォァァァッ!!!」




エランド「で、どこに行くんだよ?」


アイフィ「海よ」


エランド「おぉっ…えぇ?」


ゾルダト「俺は反対したんだがなァ」


ヴェリス「海…!」


アイフィ「ほら、ヴェリスちゃんの目は輝いているわよ」


エランド「どうしたお前…」


ヴェリス「学園生の時からまともに遊んだ記憶ないもん…! 今から海に遊びに行くんでしょ…! そりゃあわくわくするよ…!」


アイフィ「さぁ…遊ぶわよっ」




ゾルダト「人が少なくて良かったなァ」


エランド「暑い…雲一つないな…どんと晴れやがって……」


ゾルダト「あいつらは着替えに行ってるみたいだ、行ってこなくていいのか?」


エランド「なんで俺があの二人のとこに行くんだよ」


ゾルダト「年頃の男だろォ?」


エランド「あのなぁ……アイフィスさんはともかくヴェリスは妹だぞ…」


ゾルダト「まぁ良いじゃねぇか? お、来たみたいだぞ」



ヴェリス「水着が母さんのしかなかったけどむしろピッタリだったよ!!」


アイフィ「胸以外はね」


ヴェリス「…ううっ………ぐすん…」


アイフィ「ふふっ」


ヴェリス「よし…よぉぉし…行こう、エランド!!」


エランド「え? ああぁぁぁおいちょっとぉぉっ!?」



ゾルダト「元気なもんだな、あいつら」


アイフィ「普通の学園生活を送った双子じゃないもの。過ごせなかった時間を取り返すぐらい遊ばなくてどうするのよ」


ゾルダト「フン、まぁいいだろ…。しっかし3月なのにこんなに暑いもんかァ?」


アイフィ「あなたの過ごしていた国とはまた違うんじゃないかしら…? 国によっては12月が真夏のところもあるらしいわよ」




(海のテンプレ水の掛け合いとは)

ヴェリス「えーい!」


エランド「やったなぁ!? こいつ! って………」


ヴェリス「…どうしたの?」


エランド「どうして俺はこの歳にもなって妹と水遊びをしてるんだ…?」


ヴェリス「えぇ…そこ疑問に思うところなの?」


エランド「いや…だって……俺達もう二十歳だぞ…」


ヴェリス「ハッ……もう16歳じゃないんだ…」


エランド「……なんだこの茶番…」


ヴェリス「……かなしい……」


エランド「突き刺さる現実だな………よくよく考えたら…俺達…無職だぞ」


ヴェリス「……で、でも…! 世界を護ったんだから……」


エランド「戦いが終わった今……働かなくてどうするんだ……」


ヴェリス「結婚も…何も…それまでの生活が……」


エランド「そうだ…俺達はもう働かないといけない…16歳じゃないんだ…」


ヴェリス「何…この茶番…」


エランド「むなしい……」



ゾルダト「なにが二十歳だお前ら、俺なんてもう27だゾこの野郎」


アイフィ「そうよ、何言ってもまだまだ若いんだから。今日はそんな事忘れて遊ぶんでしょ!」


エランド「そう……だな……! よしっ! 遊ぶぜぇっ!!」



アイフィ「負けた方が1枚ずつ脱ぐのよ」


ヴェリス「合計で2枚しか無いのに!?」


アイフィ「ふふふふふふふふふっ……」


ヴェリス「怖い怖い怖い怖い怖い怖いいいいいいい!?」




ゾルダト「エラ」


エランド「…?」


ゾルダト「ヴェランド達との話はリスにはしたのか?」


エランド「……まだだ」


ゾルダト「そうか…。まぁ、話してやらねぇとだろ。お前が居ない1年、あいつの心はボロボロだったそうだァ。俺には人を察する力はねェ、だけど俺でもわかるぐらいにあいつは辛い思いをしたんだ。あいつにとってもお前にとっても、数少ない家族なんだ、大事にしてやれ。もちろん、この先てめぇにできる女もな」


エランド「……あぁ。もちろんだ」




(2日前)

ヴェラン「よくやったな、エランド」


エランド「……ありがとう、父さん」


シーナ 「ヴェリスは…?」


エランド「ヴェリスなら…ほら、寝てるよ」(おぶっており)


シーナ 「そうですか…。無理に起こすのも可哀想です…。どうしましょうか…」


ヴェラン「……今はお前だけが聞いてくれたらいい、エランド」


エランド「…!」


シーナ 「……今日を最後に私とマスターは10年先20年先、現世に降りてくることはありません」


エランド「え…どうして…!」


ヴェラン「私たちの子が魔王軍を破り…そして時間すらも書き換えた。今までにこんなことが起こった事は無い、天界の神がそう仰っていた。これからの世界のもしも、が起こらないために私たちが今後お前達に会う事は許可できない、そう決まったんだ」


エランド「嫌……嫌だよ…父さん! 母さん!! ねぇ…」


シーナ 「…堪える必要はありません。泣いてもいいんです」


エランド「どうして…ねぇ…ぐすっ……嫌だよ……」


ヴェラン「…私たちも辛い。だが…世界の為だ…何も2度と会えない訳じゃない…。お前たちが世界を去る時、また会える」


エランド「そんなの無いだろ…!? どうして他の人が良くて俺達は会っちゃいけないんだよ!!」


シーナ 「エランド!」


エランド「っ!」


シーナ 「私たちが…私たちが……寂しくない訳がないでしょう…? 自分たちの子供に会えなくて良いと思う親がどこにいますか…? ぐすっ……うっ…」


ヴェラン「……エランド。辛いのは私たちも同じだ。お前はどんな時でも戦い、強くなってきたように…別れを通してまた1つ強くなれる」


エランド「そんな…無理だよ…俺は…父さんたちがいつも傍で見ていてくれてる…そう思ってたから戦ってこれたんだ…」


シーナ 「……会えないだけです、私とマスターはいつもあなた達の傍に居ます。天界に居ようと…あなた達が別の時間軸にいようと……必ずあなた達の傍で見守り続けています」


エランド「ぐすっ…うっ……ぅぁっ………」


ヴェラン「………エランド」


エランド「……なん…だよ……」


ヴェラン「…本当に強くなったな。私たちは誇りに思う、お前達という子供に出会えたことを。…涙は強くなれる人間にしか流すことはできない。そして…涙が止まった時が強くなれた瞬間だ」


シーナ 「……ふふっ、せっかくの顔が台無しですよ。エランド。涙を流さない為に流しなさい。大丈夫です、もう一度だけ言います…。また、逢えますから」


エランド「うん……わかったよ……ありがとう…父さん…母さん…」


ヴェラン「最後に…1つだけ私たちからの課題を出そう」


エランド「……あぁ…!」


シーナ 「…どうか…幸せになってください」




アイフィ「遊び疲れちゃったわね……」


ヴェリス「ん……む…ん…」


ゾルダト「よっぽど遊び疲れたんだなァ、こいつ」


エランド「よいっしょ…っと…みたいだな…」


ゾルダト「重くねェか?」


エランド「小さいときから担ぎなれてるから大丈夫だよ」


アイフィ「さすが、お兄ちゃんね」



(家の前のお墓・深夜)

エランド「…言わないとな」


ヴェリス「…エランド…?」


エランド「…ヴェリス…。起きたのか」


ヴェリス「うん…ごめん…おぶってくれたんだよね…」


エランド「そんなことは良いんだ…。なぁ、ヴェリス」


ヴェリス「……ど…どうしたの…?」


エランド「…父さんたちはもう…俺達が死ぬまで現世に降りてこない」


ヴェリス「え……!? どういう……こと…!?」


エランド「…天界の神様が…父さんたちが俺達に出会う事で世界のバランスが崩れるきっかけになってたらダメだから…会っちゃいけないってんったらしいんだ」


ヴェリス「う…嘘…だよね……!?」


エランド「一昨日、お前が疲れて寝ちゃってるときに俺が父さんと母さんから言われたんだ…。もう来れないって」


ヴェリス「ねえ…嘘って…嘘って言ってよ…!! エランド!」


エランド「お前だけが辛いなんて思うなよ!! 父さんたちだって辛いんだ…」


ヴェリス「……寂しいよ……もう…会えない…なんて…」


エランド「確かに…目に見る事は出来ない…だけど…いつも俺達の傍で見守ってくれてる…母さんはそう言ってた…」


ヴェリス「……どうして……私たちだけそんなってないよ!」


エランド「ヴェリス!!」


ヴェリス「っ……」


エランド「……俺達が辛い顔をしてたら…母さんたちがきっとよく思わない……」


ヴェリス「………また…逢えるかな…」


エランド「……逢えるさ。いつになるかはわからないけど……」


ヴェリス「………うん」


エランド「母さん達が俺達に最後の課題があるって……幸せになれ…だってさ」


ヴェリス「……ぐすっ……うわぁぁぁぁぁぁぁぁん」


エランド『父さん…母さん…また会う日まで……俺達は闘うから…自分と』



シーナ 「待ち時間は長そうですね、マスター」


ヴェラン「私たちに時間はいくらでもある。今度こそ私たちがあの子達に干渉することは無い。見る鑑賞をすることはあってもな」


シーナ 「…ふふっ…30点くらい…ですね…マスターでも…その通りだと思います…私たちには見守る事しかできません。子供たちのErrandしゅくめいを乗り越えていく様子を」


ヴェラン「マスターの様には行かないか…。フッ。がんばれ…エランド、ヴェリス」




ゾルダト「元気でやれよ、お前ら」


アイフィ「元気でね」


エランド「本当…いろいろ世話になったな…ありがとう…」


ヴェリス「また、遊びに来てくださいね。ゾルダートさん、アイフィスさん」


ゾルダト「エランド、ヴェリス。戦いが終わったからって修行を怠るんじゃねェぞ。今はお前たちの方が強かろうが師の言葉は黙って聞くもんだ」


アイフィ「やーっと、名前…覚えたわね」


エランド「…おう!! もちろんだ!」


ヴェリス「本当にありがとうございました!!」


ゾルダト「またな」


アイフィ「またね…ってこらゾルダート! 置いていかない!」




ヴェラン「そういえばここの時間軸のゾルダートは…?」


シーナ 「別の軸のゾルダートさんが来たことで一体化した…みたいです」


ヴェラン「そうか……戦友として…奴も見守っていかねばな」



ヴェリス「行っちゃったね」


エランド「あぁ」


ヴェリス「エランド」


エランド「…? どうした」


ヴェリス「久しぶりに手合せしよっ」


エランド「そう言えば…久しくしてなかったな……そうだな…。またいつ敵が現れるかもしれねぇし…!」


ヴェリス「その時はまた一緒に戦おう…!」


エランド「あぁ! 負けても知らねーからな! 剣の誓いを…!」


ヴェリス「ここに…!」




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