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ダンジョンは施設です

ごめんなさい、クッソ遅くなりました!色々と忙しく他の小説に手をつけてたばっかりに…………


こんな調子ですがよろしくお願いします。

「はーい、木材こっちー。ちょっとー、石材は向こうの方だよー!」


ハピが作業員に向けて運んできた物をどこに置くか誘導している。


なぜこんなことをしているか?そりゃ俺のダンジョンの周りに宿屋とか医院とかの施設ができるからだ。


そしてその主導は俺だ。いやー、まさか国から支援をくれるとは思ってなかった。何か裏があるだろうけどあえて乗っかろう。


さて、何があったか語ろうか。それは大体一週間前のことだ。


「ふぅん、俺のダンジョンを保護したいと?」


「そう、今までダンジョンの仕組み、不明だった。この件ですべて明らかになるチャンス」


なるほど、と納得がいく。一応、俺は地上でダンジョンについて個人で調べていたが、思った以上に情報が出回っておらず推測の話ばかりだった。


もしや、ダンジョンマスターがただのボスではなく運営にかかわっている事すら知らないのかというほどだったのだ。


まさに宝の山の持ち主であるダンジョンマスターである俺が中立の立場でいる。可能なら協力を仰ぎたいところだろう。


「ああ、いいとも。ただし条件がある」


「…………何?」


「あそこってさ、ここからあまり離れてないけど目立たないしさびれてるじゃん?それにちょっと開拓して店とか宿とかほしいなーって」


「わかった、何とかする」


あっさり受け入れたな、とだけしかこの時は思っていた。


後でわかったことだが、この条件は破格のものだったらしい。そりゃあ稀にとはいえ一財を作れるほどの宝があるダンジョンが管理人付きで身近にあるという事はメリットだろう。


デメリットは俺が反逆するか否か。それくらいだった。軽い感じで言っているが実際に俺が暴れたらかなりの被害が出ると思うが舐められてるんだろう。


その時があれば覚悟しておけよ、ないと願ってる。


そして施設は最悪自分の金でやろうと考えていたがまさかの国からの支援金と職人がギルドマスター経由で送られて対応が良すぎることのびっくりしたよ。


さて、俺も一応力仕事でやってるから木材や石材とか運ばないと。


これから少し忙しくなるよ。ダンジョンも微調整しないと。







〜●〜●〜●〜●〜








「前置きなんていらないでしょ、明日からダンジョン施設開放です」


「「「「ヤッター!」」」


「シュコー…………シュコー…………」


「…………………………………………」


ダンジョンの十階にて知性ある身内で軽い飲み会を開いた。


「いやー、ダンジョンって普通は悪いものとして扱われるはずなんですけど、ある意味快挙ですよ!安全までほぼ保証されてポイントも貯めやすい!」


「ああ、分かるぜ。裏はあるだろうがこっちにはそんなに損害はない。むしろ強化できる」


「シカシ、油断ハ禁物。主ハ油断スルヨウナ人デハナイガ」


「ずっと思ってたけど何なのその妙な信頼感?」


だから何故そこで目をそらす。お前ら実は仕事としてやってるフリとかじゃないのかと疑うぞ。というか疑ってる。


まあそこは別にいいんだ。ちゃんと仕事をやってくれたら良いのだ。


「さて、それじゃあ改めて確認するぞ。ハピは一階から四階を適当に周回して冒険者のアイテムを盗んで宝箱に仕込む役」


「小さくて素早いので失敗する気はしません!」


「アルは今まで通りボス部屋。ただし、ある程度は加減してということだ。無駄な死人を出すよりある程度痛めつけて返すほうがいい」


「シュコー…………シュコー…………」


「金時とメジェドさん、デスは監視でここに居てくれ。あとあの三姉妹の監視も…………あの四姉妹どこ行った?」


「上ノ階層デ遊ンデルハズ」


「…………まあいいや。大きな問題を起こさなければお咎めは無し、いつもの事だな」


あとは誰かいたような気がするがまあいいだろう。


もう既に結構な広さを開拓して商店や宿などがそれなりに立ち並んだ。ここで寝泊まりする人も多いし既に店主達と顔合わせました。


後の問題になるのが魔王だが、本人とは音信不通になった。たまに部下が直接この階層に来るくらいになった


俺に振られたと思って心が折れたらしく落ち込んでるらしい。今まで部下の方々は喜んで我儘聞いてくれたのかな。


挫折らしい挫折っぽいから今は放置しておこう。


「明日から監視に戦いに色々と忙しくなるだろう。一応、休みの日とか条約という形で作ったから大丈夫だとは思う。けれど、今は呑んでゆっくり休もう!」


「おー!」


「ソモソモ酒ハ嫌イダ」


「シュコー…………」


「…………………………………………」


ノリがいいのはハピくらいで泣きそうだよ…………


そして翌日、ダンジョンは開かれることになり冒険者が大量に押し寄せてきたため人数制限を設けることになった。


今はまだ平和だった。まさかあんな事件が起こるなんて今は思いもしなかったのです。

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