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第一章「オオカミさんと赤ずきん」 第一話「出会い」
初の投稿なので、文章力とか、いろいろあると思いますが、どうぞよろしくお願いします。
何に対して?という方、いろいろですよ、あるでしょ、たくさん。
ほら、「ピー」とか。
こういう作者に対してとか。ね?
とある田舎の港町の北東に、森に囲まれてひっそりとたたずむ家があった。そこには港町でも有名な魔術師ウィルと、ルーという狼の亜人が住んでいる。
ルーは好奇心旺盛な年頃の少年で、自分とは違う姿をした港町の人々に惹かれていた。
ルーがウィルに内緒で森を下り、港町のすぐ近くまで来ていた時のことだ。ルーは初めてウィル以外の人と話すこととなった。相手はルーのように耳や尻尾は無く、人間という種族だった。
同じ頃春の港町は、大陸の中央から来た客人の子供が行方を晦まし、大騒ぎになっていた。その子供こそ、その相手だった。
騒ぎに気付いたルーが、身を隠すため森の北の方に向かい、二人は出会った。
そして--------