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誤字のお話

別ペンネームでカクヨムに投稿していた作品です。誤字ラネタを感想に使ったので転載してみた。

「よし終わった」

趣味で無料小説サイトに作品を投稿している私は、その日も短編を1つ投稿した。

正直あまり人気はないが、たまーに一瞬だけランキングにのったりするとちょっと嬉しくなる。まあ別に書籍化とかを目指している訳でもない、サラリーマンの暇潰しの趣味である。

「お、通知が届いて……!」

一瞬感想が書かれたのかと期待すれば、そこに標示されたのは無情にも「誤字報告」の文字。それも一年近く前に書いた長編作品のモノであった。

「Nooooo!!!! まだ誤字が残ってやがったのかよぉぉぉっ!」

その作品は私が初めて書いた作品だけあって大量の誤字脱字があり、予約投稿後に10回は見直して修正、UPされた後もたまに読み直しては見つけた誤字を修正していた作品である。しかしながらそれでもなお届く誤字報告に若干やさぐれた思い出。しかしながら完結後1年ほど経過しており、誤字報告もとんと届かなくなっていたのでてっきり誤字も根絶していたものだとばかり思っていた。

「ううう……1年前の作品を読んでくれたのは嬉しい。誤字報告をわざわざしてくれたのもありがたい。でもめちゃくちゃ複雑な気分……!」

微妙な気分になりながら修正、念の為に読み直す。

「……って「話し書ける」って何! そこは「話しかける」か「話し掛ける」だろう! 話を書いてどうする!」

そして見つかる新たな誤字(たぶん誤変換)。泣きそう。

おのれ誤字め! 奴らは駆逐すべき敵だ! 最初から読み直して根絶してくれるわ!

結果、もう1ヶ所見つかりました。

いやこれもう絶対まだあるよね? 根絶出来てないよね?

「あの誤字ラが、最後の一匹とは思えない。もし、作品投稿が続けて行われるとしたら、あの誤字ラの同類が、また、文章の何処かに現れて来るかも知れない……」


その数時間後、投稿した短編の誤字を見つけて修正する私の姿があったとさ。

なお実話。( ;∀;)

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