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銀色の風  作者: 紫音
~第1章~
29/436

29.今日のお遊びは?

キアはシルフィーナが目覚めたことをフローリアに報告をしたが、ガイはまだ眠っているとも報告した。

フローリアは

「そう、良かった、部屋から出てくるまで、そっとしておいてあげましょう」

と言った。

そうは言ったものの、シルフィーナの顔色が気になったので、フローリアは就寝前にシルフィーナのもとを訪ねた。

彼女たちに与えた部屋に入ると、シルフィーナとガイは起きていた。

相変わらず抱き合ったまま宙に浮いており接吻を交わしていた。

「気分はどう?神力は足りているの?」

と声をかけてみた。

ややあって、

「お姉様、ご迷惑をおかけして申し訳ございません、目覚めましたが動くのがまだ億劫でして、今日はここで過ごそうと思っておりました」

「良いですよ、ゆっくりなさい、私はもう休みますが、あまり夜更かしをしないようにね」

「はい、お姉様、おやすみなさいませ」

フローリアが出てゆくとガイが

「良かったのですか、フローリア様の元に降りなくて」

「いいの、今はガイと抱っこしているのか気持ちいいの、ガイ、もっと口づけを」

「明日はシルフィーナ様の可愛い唇が腫れているかも」

「大丈夫よ、治癒の神技をかけるから、ふふふ」


翌日、フローリアの元にシルフィーナとガイが挨拶に出てきた。

「おはようございます、お姉様、大変お世話になりありがとうございます」

シルフィーナの斜め後ろでガイが深々と頭を下げ神使の礼を取っていた。

「良いのです、あなたが回復すればそれで良いのです。ただ、午前中に私はダンスのレッスンが入っているので、あなたとお話をじっくり出来ないわ、昼からお話をしましょうか?」

「ダンス?」

シルフィーナの顔がぱぁっと明るくなった。

「お姉様、そのレッスン私も見学させていただいても?」

「なぁに?私の邪魔をする気?そうね、特別に許可しても良くってよ、但し条件があるわ」

「え?条件ですか?」

「そう、あなたも踊れるように一緒にレッスンしなさい」

という訳で、従者も引き連れて部屋を移動してレッスンルームへ

レッスンルームには男性と女性の先生、それとピアノ担当の先生の3人が待っていた。

挨拶を済ませると、体を痛めないようにストレッチを入念に行い、いざ、姉は男性先生とホールドへ

「ずるい、お姉様はもう十分に踊れているわ、私はステップも分からない」

「大丈夫です、そのくらいなら私が覚えていますので一緒に試してみましょう」

とどこからかやってきたキアがシルフィーナに教えてくれることになった。

「ガイ、あなたも覚えなさいよ、でないと私のパートナーがいないじゃない」

「ええ?」

と尻込むガイを無理やりレッスンに参加させた。

女神と神使はレッスン室の端っこでステップの練習から始めたのであった。


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