106.お籠り明け
お籠り3日目
四六時中頑張れるものでもないので、シルフィーナはガイを中に入れたまま眠っていた。
ガイはと言うと、シルフィーナが起きるまで大人しくしていた。
大人しくしていても下半身がピクピクしてしまい、シルフィーナに愛を注いでしまうのだが。
お籠り4日目
眠気に負けたガイがシルフィーナを抱えたまま眠っている。
そんなガイを腰を振って落そうとするシルフィーナだったが、ガイは外に出る気配もなく眠っていた。
お籠り5日目
ガイは元気だが、シルフィーナは疲れたのでなすがままだった。
お籠り明け
結局中にガイが入ったまま、一日中二柱とも眠っていたのだった。
すでにお籠り宣言から6日が経ったので中の様子が心配になったアレクシウスは、自分が張った分の結界を解き様子を見に行った。
二柱ともただ眠っているのを確認だけして部屋を後にした。
一応、心配していると思うフローリアとアベルに、まだ眠っている、とジーンに連絡をさせた。
その翌日の夜遅く、ようやく目覚めたシルフィーナはいつものように目覚めのガイへの首筋に接吻をした。
いつも寝ているときの体勢とは違うので少々首筋が遠かったので、首と言うより鎖骨に接吻をしていた。
「お目覚めですか?」
ガイのいつものセリフが聞こえた。
「うん、がい、おはよう。せっぷんして」
まだ眠そうにそう言うと、ガイの唇が降ってきた。
「ああ!」
まだ寝ぼけているシルフィーナの耳にガイの切ない声が聞こえてきた。
「・・・すみません、今ので最後にします。抜きますね」
まだガイが中に居たのを今ごろ気が付いた。
道理で首筋への接吻が遠かったはずだ。
まだぼんやりしているシルフィーナから抜けた後をガイは口で綺麗にしてトーガを着せて銀糸の髪を整えてくれた。
「さあ、出来ましたよ。今日もお綺麗です、シルフィーナ様。アレクシウス様にお目覚めのご挨拶に行きましょう」
「ええ、今何時かしら?」
「まだ夜中と言うほどではないですが、夜遅くです。ご挨拶の後、アベルとルーカスに会いに行きましょう」
そう言うとガイが手を引いてくれたが、シルフィーナの腰が砕けた。
「立てないわ」
「長時間お相手をしていただいたので力が入らないのでしょう。腰をお抱き致しましょう」
そう言うとガイは腰を引き寄せて斜め後ろから支えるだけの抱き方をしてくれた。
これなら大げさに見えないが立てた。
「うん、これなら立てるわ。まだ頭も体もはっきりしないけど、ガイが傍にいてくれるから大丈夫ね」




