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銀色の風  作者: 紫音
~第1章~
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103.勝負の結果

ガイの目がギラギラして、勝つ気満々になったようだ。

「いいでしょう、5日間にしましょう。何なら休憩一日挟んでもう5日間でも良いわよ。だって私が勝ちますから」

シルフィーナも勝つ気満々だ。

シルフィーナの破格の申し出にガイが真っ赤になって口を押えて横を向いた。

「し、勝負の、時間を、区切りましょう」

ガイの呂律が危なくなってきた。

「では、今から3時間でどう?」

「短くないですか?」

「いいじゃない、ガイが有利になるわよ。それとも長時間に渡る悪戯して欲しいの?」

「はい、悪戯して欲しいです」

「沈没したらガイの負けなのよ、上半身裸で首に紐よ」

「あ・・・」

「じゃあ、5時間勝負、いざ、行くわよ!」

「えええ!」

ガイは身構える間もなくシルフィーナの接吻の雨に溺れて行ったのだった。

すでに過去の悪戯でガイがどのくらいで果てるのかは学習済みのシルフィーナにとって5時間は長すぎた。

詳細は割愛するが、結果は30分で終わった。

シルフィーナの圧勝であった。

抱き枕を無くしたシルフィーナは、沈没したガイをベッドに寝かせ、自分も傍らで寝ることにした。

横で寝ているとガイが復活しそうになり、もう一度時間をかけて丁寧に沈没させた。

ここまでやるとただの意地悪な気もするが、負けたガイは顔を赤らめとても幸せそうに沈没していた。


真夜中、ようやく起きたシルフィーナは、予定通りガイに紐をつけアレクシウスの所に行った。

「お兄様、遅くなり申し訳ございません」

真夜中に起こされた兄はガイのみじめな姿を見た。

引き締まった上半身裸に接吻の跡がたくさんついており、おまけに首に紐まで付けられ引っ張られていた。

「お前、大切な神使に何をやっているんだ!」

「ええ、勝負に勝ちましたので。と言ってもあまりにも可哀そうなのでお兄様だけ見せて罰は終わりにします」

と言って満面の笑顔のシルフィーナはガイに向かって指を振った。

紐は無くなり、接吻の跡も消え、服装も整っていつもの美しいガイに戻った。

「ガイ、シルフィーナの我儘がひどいときには言え。分かったな」

「はい、でも今回は私からの発案のゲームでして、それに神帝陛下には、我儘な女神を頼む、と仰せになりました」

「そうですわ、お兄様。ガイの考えたゲームに勝ったのは私です。でも今回は楽勝過ぎたのでガイの考えた罰の内容の半分を実行する約束をしました。ですので明日から5日間ガイと籠りますので邪魔をしないでくださいね」

アレクシウスからため息が盛大に漏れて、頭を抱えてしまった。

「キアが来ないようにジーンをフローリアの所に使いに出しといてやる」

「ありがとうございます。お籠りが終わったらお茶会に行きますって伝えてください」

と笑顔のシルフィーナをみて、もう一度ため息が漏れてしまった。

「それでだ、朝に言っていたジャシス伯爵の件だが、帰郷の申請が出ていた。予定は2か月間だそうだ。ついでにスザリオ伯爵も調べたら、こちらは春に伯爵と長男だけ帰郷してあるのでアベルは移動しないだろう」

「分かりました。これからルーカスに伝えてきます。アベルにもお籠りを伝えなければね」


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