ワタシの完璧で究極の妹天使ちゃん
こんにちはこんばんは、sha-k_3です。
昨日はなんと、1日で1000PVを超えていました。
色んな人に見てもらえて嬉しいです。
自由に執筆していくのでよろしくお願いします。
「よいしょっと」
ワタシは頭からVRゴーグルを外す。
てか、汗で身体がべとべとしてるし。
まあ、今は夏真っ盛りだもんね。
ワタシはベッドの上からひょいっと降りる。
「違和感がすごい…」
ゲームの中じゃ身長を高く設定してるからか、現実との違和感が大きい。
まあ、まだワタシ中学生だし。
165センチもあるわけないもんね。
実際ワタシ、ゲーム内だと10センチくらい盛ってるからね。
とりあえず、シャワー浴びようかな。
「ふぅ〜、さっぱりした」
やっぱり髪切ろうかな。
長すぎて乾かすの大変なんだよなぁ。
お嬢様の時の癖で伸ばしちゃってるけど、今は別に良いしね。
あー、でも美容院行くのめんどくさいなー。
ワタシ、もう自分で切っちゃおうかな。
誰かに見て欲しいわけでもないし。
「んー悩むな」
『ピコン』
「ん?」
音と一緒にスマホの画面が光り、誰かから連絡が来たことがわかる。
ワタシはタオル片手にスマホを手に取って開いた。
〜〜〜LI○E〜〜〜
個人【ミズ】
ミズ 8時28分
『お姉ちゃんもうVRゴーグル届いてたよね。正式版どう?面白い?』
あすか 8時29分
『すごく楽しいよ。運営から外道扱いされたけど』 既読
ミズ 8時29分
『お姉ちゃん…』
あすか 8時30分
『いや、ワタシは何も悪くないよ』 既読
ミズ 8時31分
『ごめん、信用出来ないよ。お姉ちゃんだし』
あすか 8時31分
『ひどくない!?』 既読
ミズ 8時32分
『だってお姉ちゃん、容赦ないじゃん』
ミズ 8時32分
『昔、私がヤンキーに絡まれた時、相手の意識無くなるまでボコボコにしてたじゃん』
あすか 8時33分
『そ、そんなこともあったなー』 既読
ミズ 8時33分
『じー』
あすか 8時34分
『…はい』 既読
ミズ 8時35分
『w』
ミズ 8時35分
『でも楽しんでそうで良かった。私が勧めたゲームだからさ』
あすか 8時36分
『良い暇つぶしにはなってるよ』 既読
ミズ 8時37分
『引きこもり…』
あすか 8時37分
『そうですが何か?』 既読
ミズ 8時37分
『w』
あすか 8時38分
『姉の扱いがひどい』 既読
ミズ 8時38分
『まあまあ。私は多分、第2陣でスタートすると思うから』
あすか 8時39分
『はーい。楽しみに待ってるから』 既読
ミズ 8時39分
『それじゃあおやすみ』
あすか 8時49分
『おやすみ』 既読
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「姉の扱いが酷い…てか第2陣って、だいぶ先じゃない?」
てことは、水希と一緒にゲームが出来るのは、だいぶ先になるなぁ。
あ、水希っていうのは、今のLI○Eの相手の『ミズ』にして、ワタシの可愛い可愛い完璧で究極の妹天使ちゃん、その名も法条院水希である。
そして、ワタシを『Another World Mythology』のβテスターに誘った人でもある。
なんで誘った本人がまだやれてないの!
(あー、早く一緒にゲームしたいよー)
ワタシは現実だけでなく、ゲームの中でも水希を愛でたいのだ!
それに、ワタシ法条院家と絶縁してるから、会いずらいんだよね、現実だと。
だからこそ、ゲームで一緒に過ごしたいのだ。
「っくちゅん」
おっと、風邪も引いちゃうし早く髪乾かさないと。
ワタシはスマホとタオルを置いて、ドライヤーに持ち替えた。
どうもsha-k_3です。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
これからも自由に執筆していくのでよろしくお願いします。