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お肉がやって来た!

こんにちはこんばんは、sha-k_3です。

自由に執筆していくのでよろしくお願いします。

「おー、すごーい」


棒読みな気もするけど、これでもワタシはしっかり感動してますよ。

ワタシの目の前に広がるのは、昨日見た平原と同じもの。

しかし、その奥には、


「富士山みたいだなー」


なかなかに大きな雪山である。

あの山の手前側が、きっと雪原になっているんだろう。

今の装備じゃ登れないと思うけど、いつかあの山に登ってみたいな。

頂上とか絶対なんかいるし。

もしかしたらドラゴンとかかなぁ。

テンプレだと、ファイヤドラゴンとかって火山とかに住んでるじゃん。

だから、あの雪山に住み着くドラゴンは、アイスドラゴンとかかな?

まあほんとにいるかはわからないんだけど。

なんなら、こんな初期の町にドラゴン飛んできたら、このゲーム終わってるもんね。

とりあえず先に進んでいくかー。




ん?何か来てる?


「フッ!」


ワタシは右足を構え、回転して左側を蹴る。

直後、ワタシの右足にとんでもない負荷がかかる。


『フゴッ!?』


ミシッ…


ワタシの足が嫌な音を立てる。

だけど、蹴りは直撃したようだ。


アイテムを獲得しました

レッサーボアの肉×1


まさか一撃で倒せるとは…

かなりの威力が出たとは思ったけど、流石にこれは予想してなかった。

それに、ワタシの足も一緒に死んだし。

ワタシの足の状況はこんな感じ。


ーーーーーーーーーー

名前【スノウ=ローズ】(イエローネーム)

状態【右足:不全骨折】


ーーーーーーーーーー


不全骨折、つまりはヒビが入ってるってこと。

そんな勢いあったかなぁ。

ただ蹴っただけなんだけど、猪を。

とりあえず、ポーション飲むか。


ごくっ、ごくっ、ごくっ…


「ぷはっ」


まだ治ってないな。

もう一本も飲まなきゃ。


ごくっ、ごくっ、ごくっ…


「ふー」


ワタシ、完全復活!

ポーションって、なんでこんな味微妙なんだろ。

なんというか、薄ーく苦い?

まあ、そこまで嫌なわけじゃないけど。

もしかしたら、効果が強くなるほど苦味が強くなるかな。

異世界のとかだと、上級ポーションはものすっごく苦いって言うじゃん?

だから、このゲームもそうかなって。


(ワタシ、苦いの苦手なんだよなぁ)


それなら、あんまり傷を負わないようにしないと。

誰かがいつか、甘い味のポーション作ってくれないかなぁ。

柑橘系のやつとか、フルーティーなね?

そんなやつが欲しい。


閑話休題(その話は置いといて)


「まさかお肉なんだ。落とすの」


レッサーボアのお肉ね。

ちょっと味が気になるな。

そういえば、あのご飯屋さんのメニューにも『レッサーボアのステーキ』があったな。

このお肉、売れないかな?

ワタシはインベントリからお肉を出してみる。


「おぉー」


ワタシの両手に乗ったお肉は、なかなか美味しそうである。

これが猪肉なのか。

とりあえず戻しとこ。


『『『フゴー!』』』


お肉をインベントリに仕舞うと、前方から新たなお肉が迫ってくる。

しかも3匹が並列して迫ってきている。

レッサーなのに結構な速さだなぁ。

ワタシは短剣を構える。


「よっと」


目の前までボア達が迫ってきた瞬間、左側に避難する。

短剣を残して。


グサッ


1匹のボアの前に残っていた短剣が、そのまま喉に突き刺さる。

声を上げることもなく、ポリゴンの欠片となる。

倒したことを確認すると、短剣を素早く切り替える。


「フッ」


真ん中にいたボアの下に潜り込み、短剣を振り上げる。

短剣は頭を貫いて、ボアは崩れ落ちる。

そして、最後に残ったボア目掛けて、右足を蹴り上げる。


『フゴッ!』


蹴り上げられたボアは動きが固まり、突進を止める。

その瞬間を狙ったワタシは、頭を掴み、右目に短剣を突き立てた。


『フゴォ!』


ボアが暴れようとするので、もう1度蹴り上げて大人しくさせる。

最後に、頭を切り落として倒す。

こうして、新鮮なお肉を手に入れることが出来た。


アイテムを獲得しました

レッサーボアの肉×3


「ふぅ」


一瞬で終わったなぁ。

ボア達、動きが単純すぎて狙いやすい。

ウルフ達に比べると、全然倒しやすいね。

それにしても、ボア1体につき、お肉1枚か。

もう少し落としても良いんじゃないかな?

ねぇ、ボアさん…


この時、フィールドにいたボア達は寒気を覚えた、らしい。

どうもsha-k_3です。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

これからも自由に執筆していくのでよろしくお願いします。

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