登場人物メモ
ベルメール・ファーレハイン・アンペラール……王国出身の帝国の二代目皇后となった本作の主人公。中の人は転生した元会社員の男性で超合理主義者。肉体言語と教育的指導に目覚める。元はヒステリックで年下の娘にも嫉妬する愚かな国母として嘲笑されていた。20歳で嫁ぎ、今は22歳。
オランジェ・アタナシア・アンペラール……白雪姫。第三皇女。ユリウス皇帝と前皇后アリスとの間にできた大変可愛らしい幼女。ベルメールの中の人は、彼女から親の愛を学ばなければならない。ベルメールからは虐待を受けてきた。現在は9歳
ユジン・アンペラール……帝国の第二皇子。悪女の側室リリアから産まれたため、悪魔の皇子として忌み嫌われている。リリアは塔に幽閉され、既に死んでおり、彼も侍女や兵士からも虐待されるなどの日々を送っている。現在9歳
シンデレラ・トレメイン・アンペラール……筆頭側室であるエレノア皇妃の末娘。政治的に利用価値もなく、無視されている。平民出身のマリア皇妃の娘であったが、出産後に死んでしまったことと、ユリウスがシンデレラを気にしたことから、エレノアが見栄を張って引き取ることになる。ユリウス自身も存在を忘れており、身なりからどこかの平民の侍女だと思っている。現在10歳
ユリウス・ソルズベリー・エンペリア・アンペラール……すべての元凶。前皇帝が早くに崩御してしまい、26歳という若くして皇帝になった。人間性を疑うレベルのクズ男。エレノアに対して感情的に接し、皇帝としてあるまじき言動や行動を見せる。覚醒が続いているのは皇后が役目を果たしていることが理由としてあり、さらには前皇帝が側近の後継者教育を各貴族に伝えていたからである。現在は35歳
エレノア・トレメイン・アンペラール……ユリウスの寵愛を受けるトレメイン公爵令嬢。蝶よ花よと育てられてきたため、横暴で横柄な淑女。現在は32歳
ギャスパー・ゴーテル・アンペラール……帝国の第一皇子。次席側室ダリアの息子。皇位継承権は主席であり、次期皇帝。傲慢で横柄で我儘な子ども。ユジンを目の敵にしており、同い年のブランシュにライバル意識を持っている。
ダリア・ゴーテル・アンペラール……次席側室で、ゴーテル公爵家の令嬢。父親は魔法大臣。ユジンに対する敵対心から彼を塔に幽閉した張本人。ベルメールの腰巾着になっていると見せかけ、エレノアと対立させ、ストレス解消していた。
