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開幕1-3

開幕1-3


お姫様は軽い会釈した後 再び席に戻る。

「あなた方の姿が私達に近いとは思っておりませんでした」


壱人の侍女が椅子を引き 魔王と姫を向かい合わせた。

別の侍女はお湯を注ぎ 紅茶を淹れる。

又 別の侍女は洋菓子を切り分け 皿へ。


「怖がらせしまっては、失礼と思いまして」

引かれた椅子へと腰を掛ける魔王。

侍女は“その動き”に合わせて 椅子を動かしていく。


「私を軟禁しておいて“失礼”もない。と、思いますが?。」


魔王の前に次々と用意されていく 淹れたてのお茶やお菓子。魔王は軽く口を付け 紅茶で喉を潤す


「儚い灯火が多く消え失せたという報告は耳に入っておりましたが、このような形に変えてしまいう。ということは?」


魔王は目を伏せたままカップを置いた。

姫は“それだけ”で理解した。

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