前へ目次 次へ 774/1219 魔王登場1-7 魔王登場1-7 颯爽と満月の下を翔る魔王。その名前を欲しいままにした駈けかただった。自分の‘力’の意地・誇示の為に魔王は満月の夜にあり得る場所へと自身の姿を投影させたモノを流して全ての人間へと見せた。勿論‘勇者’は籠っているのでどんなに駆け付けても間にあわなかっただろう。それに向こうは準備万端な状態。此方側は手に取る物が限られてて慌てて後を追う。実力差が明白な間柄を痛感した瞬間だった。これは‘勇者’の報告通りと言わざる得なかった。