表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
囚われた姫 脱出までの方法  作者: かたかず
様々な人物視点
77/1115

開幕1-17

開幕1-17


人の間で今 魔王討伐に壱番近いと言われている勇者が海沿いに建てられている小屋で目を覚ました。


「此処は?」


足が隠れてしまう程 長いワンピースは大きくまるで壱国のお姫様が着こなすようなドレスに近かった。


「経緯は知らんが、海で溺れてしまいそうだったから助けてやった。食べられるか知らんが。今、身体が温まる物を作っている最中だ。ママ(魔々)なら、胃に優しいスープでも拵えてくれるだろうが。私はそういう細かいのは苦手なんだ。海の幸を豪快に斬って鍋に入れた奴で良ければ、お代わり構わないぞ?」


勇者は直ぐ様 察した。

目の前に居る女性は魔族だと。

勇者は人魚だと思い込み身体を起こした。


「何故、助けたんですか?」「助けるのに理由なんて要るか?。」勇者の問い掛けに振り向きもせず、女性は即答した。


勇者は女性の不慣れな姿に心が擽られた

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ