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開幕1-2

開幕1-2

暫くして、侍女が六人入って来る。

磨き上げた技巧で作られた色彩豊かな和菓子。

季節を感じ取れる和菓子と正反対な洋菓子。

紅茶から珈琲に日本茶 世界中のお茶を敷き詰めた物が乗せられて、お姫様の元へ。


此処は貴族・王族御用達部屋。“牢屋”とは程遠い 家や部屋等を比較した“位”は中の上位は在る部屋だった


侍女達が水を火に掛ける。沸かしたお湯で風味が逃げぬよう 注ぐカップ等を温める。無駄のない動きは幾度と繰り返し行っている行為なのが 壱目瞭然だった。


「親しみを持って頂けたでしょうか?」

侍女がノックし 扉を開ける。

その者の歩みを止めぬよう洗練された動きだ。

透き通る声は姿見えぬも、位の高い者が張った 穏やかな声が遠い場所からこだました。

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