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開幕1-1
色んな人物視点物語です。ちょくちょく 主人公が変わります
開幕1-1
広さ 約24畳 480人の侍女付き。
質素だがしっかりとした作りのベッド、ソファーに何千着と入れられるクローゼット、異国の大きな箪笥、色とりどりの装飾品、彩り豊かな下着、採寸を行い服装を作れる手先の器用な者。
浴槽はお湯を張れるものからシャワーにサウナ、エステにアロマから至り尽くせり。
高級羽毛が使われたベッドの上に壱人の女性。
その女性が目覚めて壱言「家畜小屋?」と放つ。
「そうでしたわね。私は魔族に囚われたのでした。あの新月の夜に。」
女性は自分の置かれた状況を口にして、自分自身を落ちつかせてるように見えた。
お姫様は呼鈴に手を伸ばして 鳴らす。
四回 ノックされ、侍女が扉を軽く開ける。
侍女は軽く会釈した後 部屋を退席した
