437/1210
精霊・妖精1-15
精霊・妖精1-15
先ずは、精霊・妖精達との‘遊び’に付いて行けられるくらいはほしい。だが そう容易い事ではない。‘彼ら’は多くが飛ぶ為 崖や岩の間をすり抜けるように飛行する。
平地で‘遊び’に付いて行けなられない者がましてや、縦横無尽に地面から顔を出す地面の精霊・妖精や風の精霊・妖精の舞う速さを追える訳がない。
しかし、世代交代 新しい命が産まれた事により 長老達は光の泡となって 自然へと還らなければならない。
新しい長に託すしかない長老達は自分達の時より辛い決断・判断・選択を迫られなければならない。そんな苦渋を背負わせる事に後悔している。だが 信じるしかない己の無力を大粒の涙流しながら還っていった。
老人達の託す思いのこもった言葉と、その弱っている姿、涙するのを目の当たりにした新しい長は自分が背負わせた責任と重さを改めて その瞬間 認識したに違いない




