40/1115
早馬部隊 隊長1-10
早馬部隊 隊長視点1-10
上弦が空高く登っていく。地主が納めている遠方までやって来た我々五名の早馬部隊。さすがに、街が点々としてて、町が圧倒的に多い。魔物や獣からお互い身を寄せ合って守っている感じだった。
自警団の隊列や陣形は我々のより、甘く動きが鈍い。国では下の真ん中辺りだった我々だが此処では力量は真ん中より上に底上げされる。
村や集落では持ち上げられ、去ろうとすると「もう少しゆっくりしていってくださいよ」と言われて困ってしまう。
手厚歓迎という浅はかな見え見えの手で我々五名を引き留めようとする。心がチクチクと痛むが任務を遂行しなければ不可い。後ろ髪引かれる思いで訪れた場所から離れる。
見守りという名の我々を囲って見張りって他の者へと知らせては、女性で囲って留めさせようとする狡い手を使って来た。(女は)芋だが悪い気はしなかった。




