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早馬部隊 隊長1-5
早馬部隊 隊長視点1-5
お昼済ませた我々は都市目指して乗馬する。
何とか宿泊を領主家で取りたいからだ。
闇が深くなり、魔物や獣等に襲われてしまうが 王子の切ない願いだ。恩寵受けて働かせてもらっている我々のようなさほど役立ってすらない人員の数少ないお返しだった。
異国の地や食べ物等で土産(自慢)話したい者も居るだろうから 城内では具体的な会話も交わせなかったが、成果も結果出せていない全員顔馴染みばかりだ。私は全員が心内は同じ想いだと信じて自分から胸内語る。
手綱握りしめ 言葉を選びながら語ってると壱人壱人が心中に想いを忍ばせながらも語ってくれたので 任務への掛ける思いを肌で知る私だった。
警備や巡回、非番等の理由で交互に行わた説明。地図を広げての予測移動時間や距離。入念な作戦内容練っての旅立ちに向けての勤務時間の調整や調節。類は友を呼んだようだ