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早馬部隊 隊長1-4
早馬部隊 隊長視点1-4
我々 早馬部隊は予定通り、お昼頃に首都から程近い街へとたどり着く。
風避けとしての役割分担“壁”。お互いがお互いに距離を確かめながら馬を歩かせていたので、馬自身の体力は思った以上に削り取られてなかった。後は“壁”の隙間と距離を詰めれば、更に 疲弊少ないものへとなるだろう。
街に入るや否や壱人が片手間で食べれる物を探しに歩き出る。買い出しに必ず壱名は繰り出さなければならない。後の四名は馬を休ませつつも餌やり行う。
騎乗してても“疲れ”は出てくる。
こうして必ず繰り出さなければ不可いなら、壱名だけでも温存させておけば 情報収集や物資調達等 円滑に行える。…とは言え、未だ 領土内。取引等で往来が頻繁にされている場所。
到着予想時刻等、城内の打ち合わせで行った範囲で収まっている。後はお昼の買い出し時間に掛かるくらいだった。